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(練習は終わったことになっています。)


玲王くんside

玲王くん『凪、お風呂行こうぜ』


凪くん『レオ〜、疲れたから連れてって〜』


玲王くん『はいはい』


今日も凪は凄かった。けどどんどん俺じゃ凪には追いつけないんだなって思ってしまう。凪にいつか捨てられるんじゃないかって思ってしまう。もし『レオ、今日から俺〇〇と世界一になれるように頑張るから』なんてこと言われたら俺は多分一生立ち直れないだろう。凪が強くなるのはもちろん嬉しい、けどそれと同時に焦りや不安を感じてしまう。本当に感情がごちゃごちゃ過ぎて気持ち悪い。もともと俺はこんなことで悩んだりするようなタイプじゃなかったんだけどな…けど凪に出逢って本当に俺は狂ってしまった。


玲王くん『お風呂ついたぞ』


凪くん『は〜い』


玲王くん『じゃあ早く入ろうぜ』


凪くん『うん』


(お風呂の中です。)


凪くん『レオ〜、髪洗って〜』


玲王くん『はいはい』


凪くん『やった〜』


玲王くん『かゆいところはないか?』


凪くん『うん、ないよ』


凪くん『ていうか気持ち良い』


玲王くん『それは良かったニコッ』


凪くん『うん』


玲王くん『よし、髪洗い終わったしさっさと顔と体も洗って湯船につかろうぜ』


凪くん『は〜い』


(顔と体が洗い終わりました。)


玲王くん『やっぱお風呂入ると疲れがとれるな』


凪くん『そうだね』


数分後


玲王くん『凪、そろそろ出ようぜ』


凪くん『うん、分かった』


(お風呂出ました。 )

玲王くん『凪、髪乾かすぞ〜』


凪くん『ん〜』


凪にこうやって色々できるのは俺だけなんだよな。もっともっと俺だけを頼ってくれたら嬉しいんだけどな…。けど、今やってることだけでも満足だ。俺はちゃんと凪に必要とされているんだって確認できるんだから。俺は凪のためならなんでもできるからな。だからもっともっともっともっともっと俺だけを頼ってほしい。俺以外見ないでほしい。こんな感情は絶対に凪にはバレてはいけない。バレてしまったら今度こそ捨てられてしまう気がするから。


玲王くん『よし、髪乾かし終わったしそろそろ寝る準備でもするか』


凪くん『うん、分かった』


(2人は洗面台に行きました。)


玲王くん『じゃあ歯磨きしようぜ』


俺は歯ブラシを見ると凪との仲が悪くなった時のことを思い出してしまう。あの時の俺は歯ブラシを使って花占いみたいなことをしていた。あの時は本当に頭がおかしくなっていたのかもしれない。いや、それは今も同じかもしれないか。本当に俺は凪に出逢い狂ってしまったんだな。


凪くん『歯磨き終わったよ』


玲王くん『じゃあ寝るか!』


凪くん『やった〜』


(2人は部屋に行きました。)


玲王くん『凪、おやすみ』


凪くん『おやすみ〜』


(玲王くんの夢です。)


玲王くん『あっ!凪!』


凪くん『何?』


玲王くん『サッカーの練習しようぜ!』


凪くん『あ〜…今日から潔とサッカーやるからレオとはサッカーできない』


玲王くん『は…?嘘…だろ…?』


凪くん『嘘じゃないよ』


凪くん『だってレオとサッカーするより潔とサッカーしたほうが楽しいし俺のレベルにあってる』


玲王くん『は…?ふざけんな!!俺と一緒に世界一になるって約束したじゃねえか!!それに最後まで俺と一緒にいろって言ったのはお前じゃねえか!!なのに何勝手なこと言ってんだよ!!』


凪くん『うん、だけどレオとサッカーするより潔とサッカーしたほうが楽しいから』


玲王くん『ッ…』


凪くん『だからバイバイ』


玲王くん『凪!!!!!』


(玲王くんの夢はここで終わりです。)


凪くん『…オ』


凪くん『レオ!!』


玲王くん『ッ…!ハァハァ…夢…か…』


凪くん『レオ、凄いうなされてたよ、何か怖い夢でも見たの?大丈夫?』


玲王くん『おう…大丈夫だ…ニコッ(無理に笑っている)』


凪くん『…何かあったら絶対に言ってね』


玲王くん『おう、ありがとな』


凪くん『うん』


玲王くん『明日も練習するんだしもう一回寝ようぜ、まだ朝の2時だし』


凪くん『うん、けど大丈夫?』


玲王くん『俺は大丈夫だから』


凪くん『…レオ、一緒に寝て良い?』


玲王くん『?良いぜ』


凪くん『じゃあお邪魔します』


玲王くん『ん』


凪くん『じゃあおやすみ』


玲王くん『おやすみ』


凪の体温はあたたかいから落ち着くな…。凪と一緒に寝るだけで落ち着く。本当に凪は凄い奴だ。


──────────────────────


続きは3話目に書きます!!

狂ってしまったのは君のせい

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