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第十四話 思い
「それはね、、」
「僕と夫婦になってくれませんかって言おうと思っていたんだ」
「それって、、」
「僕と夫婦になってください」
「はい!喜んで!」
「これからは傷一つつけないから!」
「大好きだよっチュッ」
「\\私もチュッ」
祝言をあげ、私達は盛大に祝われた。
いまは子供もできて、幸せに暮らしている。
けれどわたしたちは忘れていた。自分たちが痣者だったってことを
「ねぇ恋雪。僕達って痣出たよね」
「そうだった。どうしよっか。25歳まであと3年、まだ雪無5歳だけど、あと3年生きれたとしても八歳。」
「まま、ぱぱ、死んじゃうの?」
「あぁ雪無起きちゃったの」
「うん、パパ。」
「この世界に鬼がいたこと話したの覚えてる?」
「うん。ちゃんと覚えてるよ。」
「パパとママはその鬼を倒す人の中で一番強かったんだ。」
「すごいね!」
「だけど、鬼を倒すときに痣っていうのがでちゃったらね、25歳までにお空に行っちゃうの」
「パパたちはでたの?」
「うん。だからね25歳までしか生きれない。いまパパとママ何歳だと思う?」
「わかんない。」
「22歳。あと3年しかいられない」
「(ノД`)シクシクえーんえーん」
「そうだよね。泣いちゃうよね。かなしいもんね」
「でもね、よしてるくんととうこちゃんいるよね。
ふたりは、善逸と禰豆子の子供だ
「うん、、、」
「二人のぱぱとママは痣が出てないの。だからね雪無を育ててもらうって約束したの」
「うん、」
「だから明日お引越しするんだ。急に言っちゃってごめんね」
そう無一郎が話してくれて雪無はつかれたのか眠ってしまった。
「雪無ごめんね、、」
そうして、善逸と禰豆子のところに連れて引き取ってもらった。
「善逸、禰豆子ちゃん、ありがとう!」
「いいよーうへへへ、」
「ちょっと善逸!大切に育てるから心配しないで!」
「うん、ありがとう。雪無元気でね!また会いに来るね!」
「まま、ぱぱばいばい。元気でね」
「うん。」
最後にギューッとして家へ帰った。
ときどき様子を見に遊びに来た
そうして3年後二人は空へ旅立った。
最後まで雪無といっしょにピクニックに行った写真を抱きしめて、息絶えた。
恋雪と無一郎の葬式には沢山の人が参列した。
ママとパパはお空からもずっと雪無を見守っているからね。と手紙を書いていた
雪無もおとなになった。結婚し、子供と楽しく過ごしている
ママ、パパ、大好きだよ。ここまで見守ってくれてありがとう
大好きだよ 雪無