澤「ついたぞ、寝てる奴起こせ」
日「…」
日向全然起きないじゃん
影「日向起きろボゲェ!!」
日「うわっ!!」
日「もっと優しく起こせよぉ」
影「無理だ」
日「何で!?」
『日向うるさーい』
日「えぇ!?」
影「いいぞ、佐々木もっと言ってやれ」
『脳に響くから静かにしてー(笑)』
日「佐々木まで…」
山「ツッキー!」
山「全然起きない…」
『え、月島全然起きないの?』
山「うん…なんでだろ」
『マネージャーがバス点検だから先行ってていいよ、起こしとくから』
山「ありがとう!」
清「バスの点検ばっちり、月島くんはアイちゃんにお願いしていい?」
『いいですよー、すぐ起こして行くので』
清「わかった、お願いね」
『…月島ー?』
月「…」
『おーい…起きてよ』
月「…」
『だめだ全然起きない』
“僕が悪いから”
『…隈できてる』
寝れなかったのかな
随分気にしてたみたいだけど、昨日のこと
『…ごめん、ね』
何も過去を話せない自分にイライラする
『本当のこと、言えなくて』
月「…」
グイッ
『ぇ』
月「何が?」
『…!?』
月「何がごめんねなの」
『起きてたの…?』
月「起きてた、で?」
『過去、話せない自分にイライラしてて』
月「…」
『ねぇ、私はどうしたいの、?』
月「…」
ぁ
距離が近い
そういえば今、抱きしめられてた
唇がくっつくまで
5
4
3
2
…ん?
影「何やってんだ」
『か、影山!?』
月「…っち」
影「お前また変なことしようとしてたろ、月島」
『あっーと、今起こそうとしててこの体制に…』
影「どうやったらそうなるんだ」
『えっと、故意?』
影「やっぱそうじゃねぇか」
『そうだけど!とにかく、今回は大丈夫だから!』
月「…」
『ほら、行くよ!?』
影「…何だよ」
月「いや、別に」
『私は何を…』
コメント
1件
そのまま唇と唇くっつけても良かったんだよ?