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そういえば草原に出るのは初めてだ、昔は街にもよく出ていたけど草原はなかった、なぜなら親に「魔物がいる」と近寄らせてくれなかったからだ。

一体魔物ってどんなのだろう…なんかムキムキででっかい変なのとか?……本当にそうだったら怖い

そう思いながら一度あたりを見渡す、何かいる?!…よく見ると…「可愛い…っ!」スライムのようだ、餅みたい…、これを尊いっていうのかなぁ、一度近づいてみた、こっちに気づかない…近くで見るとより一層可愛さが際立つ。

もういっそ抱きついてしまおう!そう思い普通に抱きついた、もちもちで気持ちい…

「いだっ?!」HP20/18

よく見てなかったけれどすぐわかった、反撃された!、ってかHPってなんだ?普通に考えれば体力かな…?、20体力って少なくない…?

スライム HP4 AT1 一番弱い魔物、苦戦はしないだろう

「いたいいたい!!」HP20/17

また攻撃されてる?!急いで逃げっ!…そういえば剣があったのをすっかり忘れていた、震える足から目を逸らしそのスライムめがけて振り下げる、良心がとても痛む、胸の奥がすごい痛い、スライムに剣が当たった、とても軽く、自分でも驚いた、私ってこんなに筋力なかったんだ…

スライムは少し弱っているように見える、それでも攻撃しようとしている、相当恨まれてる…ごめんなさい…

また攻撃が当たってしまった、(HP20/16)また剣を振り上げスライムめがけて振り下げる

そろそろ腕が筋肉痛になりそうだ…

スライムを倒した、すごくがっくりした気持ちになる、あんなに可愛い子だったのに…

またあの人を追って東に進む、東にはちょうど森がある、朝には森の木と映えていい景色になる

しかし森まではまだ遠い、こうなるなら運動しておけばよかったな…かといってこの状態をあのとき予想できるわけではないだろう。


少し歩き後ろを見ると夕日が見えた、もうそんな時間だったの?、内心結構驚いた、これまでもスライムはたびたび見れた、目の保養だ…しかし戦うのが辛いので少し横を歩きながら横目で見ていた。

また少し歩くと肩を叩かれ

「この辺には夜になると恐ろしい魔物が出るよ」

「ひゃい?!」

急に聞こえた声に驚いて変な声を出してしまった、


話を聞くと町外れに住んでいる老人、キエさんらしい、この草原あたりは、夜になると恐ろしい魔物が出るらしい、スライムとは比にならないほど

「これとこれを持っていきなさい」

と言われもらったのは少しのお金と魔物図鑑、「いいんですか…?」そう聞いてみる、初めてあったにしてはしっかり話せたと思う、「この魔物図鑑は全ての魔物が載っている、草原に出る恐ろしい魔物はこのページだよ」そう教えてもらい、教えてもらったとうり58ページを開いた。

ファングタイガー HP186 AT87 魔法を使うことができ、自分の足の速さと攻撃力を上げることができる、10分で効果は切れるので覚えておこう。

「こんな強い魔物がなぜ草原に出るんですか?」この人のそばにいるとなぜか安心する、私がこんなに人前で話せるのだから、

「そんなことはわからないさ、一年前急に現れた、私はそれだけしか分かってない。」

この人でも知らないことがあるんだ…と勝手に思ってしまった、もう夜は近い、今日はここで寝ていきなさいと布団を用意してもらった、私も必死で否定しようとした

が、インキャの私は流されることしかできない、小声でありがとうございますと少し笑いながら言ってやり過ごした


第二話終了

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