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第4話(裏覚えなのでセリフ間違ってるかも、)

START

⬇⬇⬇

お店

乱歩「おねぇーさん!!ぜんざい追加ね〜!」

彩華「本当に甘いの好きだね〜笑」

乱歩「それは彩華も一緒でしょ〜?」

福沢「…何故餅は食べない」

乱歩「だって甘くないんだもん」ŧ‹”ŧ‹”

福沢「君は何も頼まなくていいのか?」

彩華「私は大丈夫です!」

福沢「気お使わなくても良いんだぞ?」

彩華「いえ!本当に大丈夫なので!」ニコ

乱歩「頼んじゃえばいいのに〜」

福沢「何時、秘書が犯人だと知った 」

乱歩「?最初から」ŧ‹”ŧ‹”

福沢「…?」

乱歩「あの人、コート着てたでしょ?」ŧ‹”ŧ‹”

福沢「…」

乱歩「書類並べるのに──」

江戸川くんは先程何故秘書さんが犯人だと知ったのかを話す。

福沢「…なぁ少年」

乱歩「僕の名前は江戸川乱歩、覚えといてね」

とスプーンを向けた。

福沢「君は」

彩華「私は花嶺彩華です」ニコ

福沢「学校は」

乱歩「半年前までは寮付きで警察学校に居たけど寮長と言い争いになって過去の女性遍歴を全部暴露したら追い出された」

江戸川くんは餡子を飲み干すと、

乱歩「それからは色んな所を転々としたね、彩華と一緒に」

前までの事を話す江戸川くんの姿を私は横目で見ていた

福沢「…ご両親は」

乱歩「…タヒんじゃった…事故でね」

福沢「…彩華と申していたな。君は」

彩華「私も両親を亡くしています。詳しくは何時か話すかも知れません」

私は目を逸らした。

福沢「…そうか。腹は満たされたか」

乱歩「お陰様で」

福沢「今日はご苦労だった。」

と言うと男性は会計に手を向けた。すると

乱歩「それだけ?」

江戸川くんが男性の手の上に自分の手を乗せ、話を続ける。

乱歩「両親も無くして仕事も無くして途方に暮れる暮れる14歳の少年、少女の前に…それだけ?」

と言い終わると男性は手を引っ込め。服から何かを出す。

乱歩「何それ?」

福沢「俺の連絡先だ。用心警護。用心棒の様な仕事だ。命に関わる事が有れば連絡しろ。」

それを江戸川くんに渡し、それを受け取った江戸川くんは席を立ち上がった。すると出入口へ歩き始める。

彩華「…江戸川くん?…ぁ」

私は今から何をするのかを察知した。

福沢「…?少年」

と呼び止めようとした瞬間電話が鳴る音がした。

福沢「…はい『用心棒さん助けてください。仕事もなく泊まる所もなくタヒんでしまいます』

彩華「ッ…笑」

と江戸川くんの声が微かに聞こえ。私は笑いこらえていた。


私は江戸川くんが置いていったマントを持ち江戸川くんが居る方向へ歩き始める。男性も同じく着いてくる。

福沢「今から仕事に行く。先方で次委員(漢字が分からない)を探していたはずだ。紹介しよう。」

乱歩「本当!?!✨」ニコ

江戸川くんはそれを聞いて嬉しそうに立ち上がった。

彩華「はぁ…江戸川くんって本当に賢いよね」

乱歩「???」

私達は喫茶店を出て福沢さんが先程言っていた先方に向かう。








乱歩「演劇場???」

福沢「そうだ」

彩華「…こんなのあるんだ…✨」

乱歩「…」(なんか嬉しそうな顔してるな〜)

入口の案内版には、演目のポスターが貼られている。

彩華「…上映時間まではまだあるのにお客さん達結構居るね、何でだろ」

乱歩「世界劇場〜???つまんなそ〜」

彩華「江戸川くんあんまりそういう事は言わない方がいいと思うよ」

乱歩「だって本当の事だし〜」

福沢「…ここの支配人が人手不足と嘆(なげ)いていた。今回の依頼を完遂(かんすい)すれば、お前らの雇用(こよう)程度の無理は、聞き入れて貰えるだろう。」

彩華「だといいですけど…」

乱歩「それで、依頼って?」

福沢「…殺人予告だ」

そう言って福沢は入口へと向かっていった。

私たちも後を追いながら、入口へと向かう。



福沢さんがスーツ姿の女性に話し掛けられていた

支配人「それで?遅刻の云い訳は?」

と不機嫌そうな顔で福沢さんに話かけていた。

福沢「すまない。江川殿」

素直に頭を下げる福沢さん。

私は横目で江戸川くんを覗き見する

江戸川くんは辺りをキョロキョロしながら見ていた。

彩華「…」(江戸川くんはなんでも見抜いてしまう…心も読まれてしまう。だから時々思う事がある…私の力や目や過去…全て知られているのでは無いかと…不満になる。もし知られたら…江戸川くんは私から離れてしまうんじゃ……遠くへ…永遠に会えなくなってしまうのだろうか…考えるだけで胸が苦しくて…辛くて…泣きそうになる…どうして?分からない…なんでこんな思いが出てくるのか分からないよ……離れたくないよ…)

いつの間にか考え込んでしまって、顔を俯いて、今でも泣きそうな顔をしながら手を胸に当て強く手を握っていて、震えていた。そんな私に気付いたのか江戸川くんが私の顔を覗き込む。

乱歩「どうしたの?今でも泣きそうな顔をして」

不思議そうな顔をして私の顔をのぞき込む彼。

私はハッとなって「なんでもないよ」と偽りの笑顔を見せた。

乱歩「そう?なんでもないなら別にいいけど」

(また、なんでもない…って…どうせまた考え込んでる…まぁ、どうして考え込んでるのかは分かるけど、目だって、この間少し見えたし、それで理由はわかったし!まぁ、何時か彩華から話すだろ、まぁ、話さなかったら僕から言うけど!)






𝙉𝙚𝙭𝙩 ︎ ⇝

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