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お出かけって言ってもねぇ?


どこ行こうかしら。


1人で出かけるなんて何ヶ月ぶりだろう____



化粧を少し変えてみたりして。



髪を巻いてみたりして。


うーんうーんと鏡とにらめっこしながらようやく用意をして


いつもより、綺麗目な服を選んでみる


そして高めのヒールを履いて____


お姉さん♡って感じ〜〜


弔くんがいる時は高いヒールは履かないから。

(身長差にこだわりたいからwッ←)


まあ、適当にブラブラ…


あっ!そういえば今の時期って


ブラックフライデー!?


ショッピングいいなぁ…


クリスマスプレゼント買いに行こうかな。


ふふふ、楽しみ____




______



ガチャ



ヒュゥゥ〜〜


何日かぶりに出る外はもう、すっかり冬で。


外はとても寒い


『…マフラーか、何かほしいな』


よし…買いに行こう




ショッピングモールへは、少し遠い。



少し郊外にある弔くんと私の家は、ショッピングモールや大きなビルが立ち並ぶ都会とは違う



コツコツコツ…



ヒュゥゥ〜〜



風が吹く


『さっむ……』


手にはぁ…と息を吹きかけながら歩く____



____


大通りに入ると、人が多く都会恐ろしい…と実感する


しかも、ブラックフライデーという……年に一度の……


いい物あるといいな。


あと美味しいものも食べたいな…


色々考えながら信号待ちをしていると____



「ねぇねぇ、1人?」


男の人が話しかけてきた。


『え?』


振り向くと何人かの男の人が私を囲み


「もし1人ならさ、一緒に遊ばない?」


と。


 

…ナンパか。


やだなぁ………。


本当にこういうの、、嫌い____



信号が青に変わる。




『あの…急いでるので』


そう言って足早に横断歩道を渡るも


「あっ待ってよ!そう…俺ら暇だしさ…」


男の人の手が私の腰に回る____



嫌。



『あの…ほんと…』


こんな時に強く言い返せない自分に腹が立つ


「お姉さんの用事一緒に手伝うからさ!ついて行っていい?」


良いわけないじゃん…


両隣からズイズイと距離を詰められる____



『いや…ほんと…急いでるので…』


明らかに


嫌がっている私の顔は強ばって


なんの躊躇もなしに簡単に距離を詰める男の人に鳥肌が止まらない____



気持ち悪い____


気持ち悪い



そしてこんな状況かですれ違う人は見て見ぬふりで誰も助けてはくれない____



そうだよね。


「ねぇねぇ、どこ行く?」


なんでもう一緒に行くみたいに話進めてんの____


手を握り、肩を回して


距離を詰め


顔を近づける男の人2人____



ヤダ。 



ヤダ…、、、、




『…あの、やめてください』



誰も、助けてなんて____



「あ〜〜?お前こんな所で何してんだよ」




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