春千夜嫌われ
蘭春
三途視点
女がいつもつけてる強い香水の匂いを薄くしたような匂いがする。
嫌な匂い、嫌いな匂い。
こっちにくんなよ。
俺は脳で語っていた。
夢かと思ったが、現実での匂いだと「確信」に変わった。
どうして?
だって、触られてる感触がするから。
誰かに見られてるような気がするから。
俺は目を少しずつ開いたが、視界がぼやけ情報が掴めなかった。
ぼけて見えたのは人のような物、紫の部分は髪の毛か、七三分けにも見えてくる。
段々と視界がはっきりした。
そこにいたのは蘭だった。
「あ、おはよ~♡」
「……はっ…!?」
声を出そうとしたものの、口を勢い良く手で封じられ、抗う声は蘭の手の平に吸い取られた。
蘭は自分の口元に人差し指を出し、言葉を小さく述べた。
「静かにしててね♡
もし抵抗したら…わかるよな?」
悪い笑み。
何回も何千回も何万回も見た蘭のこの表情。
怖くて足が勝手に震えた。
生れたての小鹿かと思うくらい震えてた。
「そんな怖がんなくていいよ??」
そんなの無理に決まってる。
トラウマを見せられてるんだ、怖くないはずがない。
蘭は俺に近づいた。
「三途…♡」
チュッ
突然、俺の口に柔らかいものがあたり、リップ音が鳴った。
Next♡1000
お待たせしました!!
ほんとにすみません!!
これからも頑張っていきます!!
コメント
3件
蘭どんどん攻めましょう
蘭ちゃん辞めてあげて??優しく犯そうよ…
(*^^💢)