どうも猫丸です‼︎今回は初めてのノベル?の方で作ってみました‼︎ゴリゴリの小説です!!wチャットとノベルどちらの方が良いかコメントしてくれたら幸いです‼︎そして今回は初めてのコナンのBLで赤安を作ってみました‼︎長いですが最後まで見てくれたら嬉しいです!!何でも許してくれる方だけ続きをどうぞ‼︎‼︎
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もう随分と暖かくなり桜の木は優しい薄紅色の花から夏を感じる緑色の葉だけが木の枝に残った。
少し前は家族連れや知り合い同士で花見をしている人達や散歩がてらに足を止めて桜を見上げる人を見掛けたが今となっては桜の木に足を止める人などこれっぽっちもいない。
安室自身も桜を見ることは出来たが公安である安室に花を眺める時間など全く無かった。
仕事が落ち着いてようやく見れると思ったらこの有様だ。
見れるとすれば地面に落ち、何度も踏まれてしまって茶色くなった数枚だけだ。まぁ…良いだろう。
この先は緑豊かな夏になり動物や虫達も喜ぶ季節になる。
安室自身も夏という季節は好む方である。
蚊だけは少し鬱陶しいが。
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仕事が片付いた頃にはもう外は暗くなっていた。
家に帰り何か腹に入れたらもう寝るだけだから構わないが、最近以上に時間の流れが早いような気がするのは僕だけだろうか…。
夜の道路を車で安全運転で走りながら今日の晩食用の食料をスーパーで適当に買った。
そこから車で数分走ればあっという間に家に着いた、やはり最近時間の流れが早いような気がする。
スーパーで買った袋を手に持ち玄関へと向かう。
先に風呂に入るか…それともご飯を作っておくか…そんな事を思いながらドアの部を握ろうとした瞬間扉が安室の方に勢いよく開いた。
ビクンっと体が跳ねる。一瞬心臓がドクドクと大きく脈打った。
なんだと扉の方に目をやる。
「お帰り、降谷くん」
そこには居るはずもない赤井秀一が居た。
思わず「は?」とだけ言うとその後はネット回線の悪い時にやるゲームのようにフリーズしてしまった。
すると赤井は「ただいまは言ってくれないのか?」と嬉しそうに微笑む。
ようやく回線が良くなった安室は驚きつつも小さな声でただいまと言った。
「な、何で赤井がここに…。まだ帰ってくる日じゃ…」
実は赤井は前に1ヶ月ほどアメリカに帰ると言って空港まで送り迎えをして来た。
だが、その1ヶ月という数字よりも帰ってくるには3日ほど早い。
プライベートでアメリカに帰ったのに何故早く帰ってきたのだろうと安室の頭に疑問が湧いた。
安室のキョトンとした顔を見て赤井は少し笑った。
「君に早く会いたくて予定より早く帰ってきたんだ」
それを聞いた安室は少し照れくさいようなでも嬉しいような気持ちで頬をほんの少し火照らせた。
会いたかったのは赤井だけでは無かったのだから。
安室は火照った顔を瞬きする間にいつものキリッとした顔に戻すと「お帰りなさい」と言うと赤井を体全体で押しながら家へと入った。
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玄関に入るとスッと透き通る涼しい風が安室の肌を撫でた。
換気がしっかりされている証拠だ。
この具合的に赤井が僕の家に着いたのは随分前だと分かった。
「飯はまだなのか?」
「まだです、さっきスーパーで適当に買ったものを後で食べようと、」
すると赤井は安室が持っていたスーパーの袋を優しく撫でるように奪った。
「君は先に風呂に入って来い、浴槽にお湯を張っている。俺が作っておこう」
いや、でも帰ってきたばかりで疲れているでしょうと奪われた袋を取り返そうとするとグッと袋を持ち上げ僕の届かない所まで上げられた。
疲れているのは君もだろう?と、まるで犬を撫でるかのように頭を触られた。
ここは素直に聞くべきかと取り上げようとしていた手をゆっくり下ろした。
いい子だと頭をぽんっと叩くと赤井はリビングへと向かった。
赤井は僕のことを子供とでも思っているのかと少しムカッときたが頭を撫でられたのは少しだけ嬉しかった。
袋から材料を出す赤井を横目に安室は風呂場へと足を運んだ。
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ポチャンっと天井から落ちた水滴がお湯の溜まった風呂場に落ちた。
湯船に浸かるというのは疲れを落とす最高の物だと改めて体が実感する。
それと同時に眠気が襲って来るのも誰もが体験したことがある事だろう。
冬に湯船に浸かると指先がジリジリと熱くなるがもうその感覚も今は無くなっている。
安室は完全に眠くなる前に浴槽から体を起こした。
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風呂場から出て体を拭き服を着替えると安室は赤井のいるリビングへと向かった。
するとふわっと良い香りが安室の鼻を通った。
デーブルには買った材料だけではこうはならないような料理が綺麗に並んでいた。
この短時間で何が起きたんだ…?
「お帰りさっぱりしたか?」
デーブルの椅子に座って待っていた赤井がそう安室に問いかけた。
安室は動揺しつつはい、と答えると安室もテーブルの椅子に腰掛けた。
物が良すぎて少し座りずらい。
「これ…赤井が作ったんですか?」
「俺以外に誰が?」
そうだよなと心の中で呟いた。
普段料理を作るのは安室だったためまさか赤井がここまで料理上手だとは思わなかった。
丁寧に置かれた箸を持ち具を取り恐る恐る口に運ぶ。
「……美味い」
驚いた。
まさかこんな美味い料理を作れると思っていなかった。
安室は目をキラキラさせながら口に広がる旨味を堪能していた。
「それは良かったよ」
またもや嬉しそうに笑う赤井に「あなたは食べないんですか?」と聞くと俺はもう済ませていると帰ってきた。
少しばかり一緒に食べたかったなっという感情が浮かんだ。
こんな美味い料理を赤井と食べたらもっと美味くなると思った。
だがそこはあえて表に出さず黙々と料理を食べ進めるがさっきから僕の顔をじーっと見つめてくる赤井が居て少し食べずらい。
何か言って欲しいのか?それとも何か言いたいのか?
赤井の方を見てもさっきと変わらずニコニコとしているだけだ。
この男の考えてる事はイマイチ分からない。
気になりながらも冷めないうちにと少しペースを上げて料理を食べていった。
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無事料理を全て完食し「ご馳走様」と一言言うと返事をするようにん、と赤井が言った。
食べた皿をシンクに持っていき溜まっていた食器達と同時に洗う。
すると赤井が俺も手伝おうと腕まくりをして食器に手を伸ばした。
今日はやけに色々としてくれる。
安室も食器に手を伸ばし淡々と済ませていった。
流石に手が増えると仕事も早い。
たった数分で溜まっていた食器が綺麗に片ずいいた。
風呂も入り食事を取り、やる事が終わった。
あとは寝るだけ…、
「降谷くん」
ふと名前を呼ばれ赤井の方を向くとすっと唇に生暖かいものが触れた。
「なっ…!」
いきなりの出来事に後退りをすると赤井の左手が安室の腰をグッと引き付け余っていた右手で耳から首にかけて大きく掴まれ次は深くキスをされた。
「んっ…フッ、」
久しぶりの赤井とのキス。
たったそれだけで脳みそが溶けてしまいそうなほど気持ちがいい。
赤井の舌が歯並びをなぞり上顎を撫でると気持ちよさそうにビクッと体を跳ねさせぁ、ん、と小さく鳴く。
その姿に赤井はもっと食べてしまいと野生本能が頭に湧く。
「あか…い、まっ…」
全く…目の前にこんなにも美味しそうな草食動物を前に1ヶ月近く口にしていない肉食動物が待てを出来ると思うのだろうか?
赤井の服を後ろに引っ張る二本の腕は全く赤井には影響せず、ただただ赤井の興奮材料にしかならなかった。
眉をひそめ気持ちよさそうにする安室を見ながらキッチンの壁にトンっと押し付けて逃げ場をなくした。
安室の両足に右足を入れグッと力を入れるとカクカクと安室の足が浮きつま先立ち状態になった。
体重の半分を股にある赤井の右足で支えられてそれもまた気持ちがいい。
久しぶりの感覚に腰が反る。
「うんッ…フッ、〜〜〜ッッ!」
長く深いキスが続き、息も浅く、股を攻められたこともあって安室は軽くイッてしまった。
赤井の唇が離れようやくまともに空気が吸えると魚のように口をパクパクする安室を見てゾクッと赤井の体に何かが走った。
足をガクガクと震わせ赤井にしがみつく姿はもう立てないという事を意味していた。
それを見た赤井は安室をひょいっといとも簡単に持ち上げた。
軽々と…っと男のプライドが少し削らた。
まぁ、後ろの経験がある時点でなかなか削られているが…。
またそうやって考えているといつの間にか寝室に運ばれていた。
赤井はベットに安室を押し倒すとまた軽く口ずけをした。
すると赤井の手が服の中に指先を立てるようにして入ってき、その感覚に腹がビクッと動いた。
「赤井…ちょっと待って…」
おい、さっきも言ったろ。
腹ぺこの肉食動物がご馳走を前に待てが出来るかと。
下から見る赤井の姿はカーテンの隙間から入る月の光で薄暗く光り、キリッとした緑色の目は捕まえた獲物を今にも食いちぎりそうな顔だ。
完全にスイッチが入っている。
その顔を見て余計に焦った安室は待て!と犬に叱るように言った。
「なんだ?まだ待たせるつもりなのか?俺は随分待ったんだが」
本当は玄関で安室を見た瞬間家に引きずり込みぐちゃぐちゃにしたかった赤井だがそこは何とか耐え今に至るまで赤井にとっては充分に待った。
「それに、色々と手伝ったのだから甘やかしてくれてもいいんじゃないか?」
今日はやけに優しいと思ったらそういう事か…。
だがいくら止めても、もうこの男は止まることはないだろう。
赤井秀一という男は僕で雄の本能を発揮すると考えるだけで雄である僕が雌の本能を発揮してしまいそうだ。
「良いだろ…」
「零…」
いきなり耳元で名前を呼ばれ頭が痺れた。
零なんて普段言わないのに。
「あなたのそういう所…大っ嫌いです…ッ」
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長くなってしまったので今回はここまでにします!!いいねが200ぐらい付いたら続き書こっかなw続き見たいって人はいいねお願いします!!!!
コメント
12件
初見です。🙇 猫丸様の肉食動物や、回線が悪い、などの例え方がとても好きです!これからも応援してます🥰 出来ればでいいのですが、コナンくんの中の推しを教えて欲しいです💓🙏ちなみに私は赤井さんが好きです😇 続きがとても楽しみです😆✨ 長文失礼しました。😖🙇
初コメ失礼します。 貴方様の赤安尊くて好きです!透き通る、などの表現の仕方が細かくてとても尊敬します!
……赤井さんが出てる!神すぎる!