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コメント
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そうまとみなと、?? 作品って分かってるけど~、、
ほんとうまいな ちょっとだけ俺も笑っちゃったな
うわ、この第7話、胸にくるものがありましたね……。湊の目線で悠真の無理した笑顔と握りしめた検査結果が描かれることで、読者にも「何か隠してる」という緊張感がひしひしと伝わってきました。折り紙の青い星というささやかな優しさと、屋上での涙のギャップが切なすぎます。次が気になって仕方ないです!
翌朝。
病室のカーテンを開けると、柔らかな朝日が部屋を照らした。
発作から一日。
胸の痛みは少し落ち着いたものの、体はまだ重かった。
昨日、悠真が握ってくれた手の温もりだけが、不思議なくらい鮮明に残っている。
コンコン。
「入るよ。」
聞き慣れた声。
「おはよう、湊。」
「……おはよう。」
昨日とは違う、いつもの笑顔だった。
「はい、差し入れ。」
小さな紙袋を差し出される。
中には折り紙で作られた青い星が入っていた。
「これ……。」
「暇だったから作ってみた。」
「下手だけどね。」
照れ笑いを浮かべる悠真。
「病室って何もないじゃん?だから、少しでも明るくなればいいなって。」
湊は星を手に取る。
少し歪んでいて、角も揃っていない。
だけど。
今までにもらったどんな物よりも、大切に思えた。
「……ありがとう。」
その一言に、悠真は目を丸くする。
「え?」
「ありがとう、って言った。」
「いや、それは聞こえたけど!」
嬉しそうに笑う悠真を見て、湊も思わず笑ってしまう。
「やっと笑った!」
「うるさい。」
そんな何気ないやり取りが、こんなにも幸せなんだと初めて知った。
その日の午後。
「ちょっと検査行ってくる!」
悠真はそう言って病室を出ていった。
検査。
そういえば、悠真は「検査入院」だと言っていた。
でも、何の検査なのかは聞いたことがない。
聞いてはいけない気がしていた。
廊下を歩いていると、診察室の前で足が止まる。
中から医師の声が聞こえた。
「……本人には、まだ伝えない方向で。」
「ですが、この数値では……。」
「精神的な負担を考えると、もう少し様子を見ましょう。」
その直後。
診察室のドアが開き、慌てて物陰に隠れる。
出てきたのは悠真だった。
いつもの笑顔はない。
俯いたまま、手に握られた検査結果の紙をぎゅっと握りしめている。
「……。」
その表情を見た瞬間、胸がざわついた。
何かある。
俺には分からない、何かを悠真は隠している。
「湊?」
突然名前を呼ばれ、振り返る。
悠真はもう笑っていた。
「どうしたの?」
「……何でもない。」
「そう?」
さっきまでの暗い表情が嘘だったみたいに笑う。
でも。
その笑顔が、どこか無理をしているように見えた。
夜。
病室のベッドに横になっても眠れない。
天井を見つめながら、昼間の悠真の顔が何度も浮かぶ。
──笑っていた。
でも、本当は笑えていなかった。
俺だけじゃない。
悠真も何かを抱えている。
そんな気がしてならなかった。
その頃、病院の屋上では――。
悠真が一人、夜空を見上げていた。
「……まだ言えないよ。」
震える声でつぶやく。
ポケットの中には、一枚の検査結果。
そこには、ある病名が記されていた。
その紙を握りしめながら、悠真は静かに涙をこぼした。
その秘密が、やがて二人の運命を大きく変えていくことを、まだ誰も知らなかった。