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「行ってきます 」
僕はいつも通り学校へ行った。そして学校に行くと、いつも通りあの子が居た。いじめっ子にやられた、ラクガキを消しているところだった。
「大丈夫?手伝おうか? 」
その言葉を言うとその子はニコっと、笑って、「大丈夫だよ。」と言った。
それでも僕は、「手伝うよ。」と言ったら、その子は「ありがとう。じゃあ、お願いしようかな。」と言ってくれた。その瞬間僕は、ある事を思った。それは、
「あれ、あの子何か海月に、似てる。 」
そう、あの子は海月に、似ていた。そう思いながら、ラクガキを消した。ラクガキを消すと、その子は「私、いじめられてるんだ。」と行って、その場を離れた。僕は気になって、その子を追いかけた。追い掛けると、その子は屋上に居て、自殺をしようとしていた所だった。その時僕は、
「待って、行かないで。」
と言った。そう言うとあの子は「…自殺しようとしたの、バレちゃった。」と言ってその場を降りた。降りた後その子は「自殺しようとしたの、止めてくれてありがとう。」と行って、教室に戻って行った。