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【検証】色々混じらせた世界に転生させてみた

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【検証】色々混じらせた世界に転生させてみた

第1話 - 第1話

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2025年07月01日

#オリジナル

#創作小説

#創作BL

無添加のりしお

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無添加のりしお

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【転生】という言葉を一概に捉えてはいけない。

漫画や雑誌などでよく目にする転生。

一概に、とは言えないが、大体の物語は、もともとの世界(現実世界が多い)で何らかが原因で主人公が息絶え、次の世界に記憶を持って生まれるというもの。また、並べられる作品の中には転生ではなく、第二の世界の人物が何らかの事故によって記憶を取り戻すものもあるそう。

しかしこれらは冒頭に記載した通り、一概に、と捉えてはいけない。

転生した人物には新たな人生が待っている。

人々に好かれ王位を手にする者や、はたまた人々に嫌われ一種の団体から追い出されるも、隠していた力がどうとかで成り上がる者。

並べられた作品の進行には必ずといっていいほど作者の望んだ世界観、人生構成、好みが具現化され、”主人公”として活躍している。また、中には自身の性癖を曝け出し、主人公が愛でられるなどの作品も目にする。

そこで読者の皆様に一度問いたい。

では、事実、ここまでうまくいくものなのだろうか？＿＿と。

ここからは僕の推測であり、ただの仮説を記載しよう。

もし、生まれ変わっても同じ世界で、育て方も何も変わった親で、周りは声も顔も知らない友人で、少し変化した教育方法で。

きっと誰もが口を揃えて言葉にするだろうね。

＿＿＿そんな転生、物語に綴るほど面白味もクソもないだろ。って。

だから僕はそれらを全て狂わせた世界を作り上げたい。

要は、簡易的な実験をしてみたいのさ。

付き合ってくれるかい？

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

最初に口固く言っておくが、これは単なる実験に過ぎない。

何もかもがフィクションで出来ているクソみたいに狂った世界観。

「うわなんじゃここ…」

そこに主人公Bを転生させてみた。

無論、前世の記憶を持った状態でとある体の脆弱な青年の魂と引き換えに、だ。

何事も代償は付き物なので、と弁解じみた文を記載しておく。

状況としては｛彼の目の前には大勢の人が行き交う商業街があり、左右には行商人や農家が大々的に商品を並べ声を張り上げては汗を垂らしている。奥手には大きな城が見える｝。

では、ここからは主人公の視点に移り変えよう。

奇形的な世界で、よい転生ライフを。