テラーノベル
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コレは、あなたの幼馴染であり、隣人であり、ストーカーである一人の男の話である。
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「○○ちゃん可愛い。今日も生きてるの偉すぎ。」
そんな事を言いながら壁に耳を当てている男の名は――「ユイト」。
26歳アラサーの男である。
銀行員で頭は良いのだが、ある幼馴染に執着している。
彼が何故こんなに執着しているのかというのは…それはまた別の話だ。
「あ”ー、○○ちゃん見ないと1日始まらない。俺の仕事は○○ちゃんにかかってるんだよ?分かる?あ、もうすぐ家出るのかも。足音で分かるよ。えへへ…」
ユイトはいつも通りスーツを着て、仕事に向かう前に○○が仕事に行くのを見守る。
(今日の靴下黒だ。しかも、最近暑くなってきたからくるぶしソックスに変えてる。俺も変えなきゃ。お揃いだねお揃い。嬉しい。いつかは苗字もお揃いにしようね♡)
○○が去って行ったのを見ると、ゴミ捨て場に行き○○のゴミを回収する。隣人の目なんか気にしなかった。知らないオバサンの噂話よりも○○の家庭ゴミの方がよっぽど大切だった。
「仕事終わったら確認するね。ぁ、ナプキン捨ててある…♡何日前のかな中見れば量で分かるよ。あ、遅刻しちゃう。行かなきゃ。ごめんね○○ちゃん、帰ってきたらちゃんと見とくからね。行ってきます。」
返ってくるはずも無い挨拶をして、ドアを開けて仕事に向かう。
仕事の顔に切り替わる。あの、滅多に変わることの無い表情。この男、○○以外のことには 表情筋が機能しないのだ。
「はぁ…ストレス。定時に帰らないと。」
仕事は出来るので、手早に進めていく、上司から更に仕事を与えられると内心舌打ちをしながら仕事をする。コレも全て○○の為だと思えば辛くなかった。
安定した給料が貰えれば、○○にできる投資の額が増える。自分には○○を支える義務がある。
(だって、俺は○○を支える骨だから♡)
そんな、謎の使命を感じながら仕事を進めた。
――夜18時。
何とか仕事を終わらせた。
同僚からの飲み会は即答で断り、 そそくさとカバンを持ち会社を後にした。
家に帰る――ハズもなく、○○のいる会社に向かう。
監視カメラに映らない死角ギリギリで待機する。
「なんか今日いつもより遅くない?あのクソ上司○○ちゃんに何時間仕事させてんだよクソ。アイツの排除も考えなきゃ。○○に辛い思いさせるヤツはみんな死んだ方がいい。いや、死ね。」
そんなことをブツブツ呟いていると、○○の重い足音が聞こえてきた。
ユイトは自然と息を殺し、電柱の後ろから○○をストーキングする。
(ぁ、今日もコンビニ行くの?疲れてるから甘いモノ食べたいもんね。けど、こんな時間に食べたら体重増えちゃうんじゃない?俺は○○ちゃんの面積体積が多くなるから嬉しいけどさあああ…○○ちゃん気にしてたよね?いいの?後悔したら俺も泣いちゃうから気をつけてね○○ちゃん。)
コンビニで商品を選ぶ○○を恍惚とした眼差しで見ながら車の陰で盗撮をする。
「選んでる○○ちゃん可愛い」と壊れたように呟き続けながらその様子を見ていた。店員がお釣りを渡す時に○○の手に一瞬でも触れると、額に青筋が浮かんだ。
(は?は?は?俺の○○ちゃんに触んなよ何してんの何いらないことしてるの。○○ちゃんがお前のこと好きになったらどうしてくれんの○○ちゃんは俺のだからやめろよ。)
だが、何事もなく○○が出ていくのを見て少し安堵した。そして、また見守っておく。
帰るまでずっと一緒。家に入るタイミングは流石に合わせるとマズイので数分ズラして入る。
コレが片想いを拗らせ過ぎた男、ユイトの日常である。
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短くてすいません^^;
このくらいの量なら毎日投稿も夢じゃないと思います。
まだ内容うっすうすですが、見続けてくれると嬉しいです。
念の為、センシティブ設定にしておきます。
コメント
1件
ええっ!?第2話さっそくユイトくんのヤバさ爆発してる〜!!😳💦 「○○ちゃん可愛い。今日も生きてるの偉すぎ」から始まって、ゴミ漁り・盗撮・ストーキング…もう普通じゃないんだけど、なんでか憎めないっていうか、むしろ愛おしくなってくるのなんで!?😭💕笑 「俺は○○ちゃんを支える骨」って自己認識、狂ってるけど尊い…!そして仕事出来るギャップもズルい!これからどうなるのか気になりすぎます!!
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たぁんんん
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