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あい変わらず ー 🍗🍫
『 また他の女の子と遊んだの? 』
『 ごめん 』
『 ごめんじゃなくてさ、 』
『 理由は?何でまた浮気したの? 』
『 別に理由なんてないよ 』
『 他の子とも遊びたいなって思ったから遊んだ 』
『 何それ、最低すぎ 』
『 ごめんね 』
また喧嘩しちゃった。今月で何回目だろう、
原因は毎回ゆあんくん。
何で私がいるのに他の女の子と遊ぶの?
別れたいのに … 別れなきゃいけないのに。
「また喧嘩したの?笑」
「ゆあんくんが悪いんだよ!」
「私がいるのに、他の子と遊ぶから … 」
「ゆあんくんも、” 相変わらず “クズだね笑」
「笑えないよ … ほんとにゆあんくん最低なんだって、」
「 …… うーん … 俺が思ったこと言っていい?」
「じゃっぴが? … なに?」
「もうゆあんくん、冷めてるんじゃないかな。」
「私に?」
「そう、えとさんに。だから何回も遊んじゃうんだと思う」
「ま、悪魔で俺の予想だけどね。」
「 …….. 」
ゆあんくんに冷められている?
喧嘩していない時はたくさん好きだって言ってくれるのに?
「聞いてみたら?」
「もう私に冷めちゃった?って。」
「 … うん、そうする。」
「ありがと、じゃっぴ」
「俺は2人のことずっと応援してるからね」
軽く深呼吸をして、ゆあんくんの部屋をノックする。
「 … ゆあんくん、いる?」
「えとさん?」
「うん … 話したいことあって、」
「 … いいよ、入って。」
「あのさ、」
「ゆあんくんって、もう私に … 冷めてる?」
「え?」
「最近冷たいし、他の子と遊ぶし … ぶっちゃけ冷めてるでしょ、笑」
「 … あ、別に怒ったりなんかしないよ。聞いてみただけ」
真っ直ぐ私の目を見つめて言う。
「 … 冷めてないよ。」
「俺は、えとさんが1番好きだし、えとさん以外見てない。」
「 … じゃあなんで浮気すんの、笑」
「LINEでも言ったじゃん、他の子とも遊んでみたかったからって。」
「でも結局、えとさんが1番好きなんだ。」
何それ … 意味わかんないよ
「 … 馬鹿みたい、笑」
「もう別れよ。」
「え?なんで?無理だって。」
「いやいや … 」
「俺、絶対別れないから!」
「えとさんいなきゃ無理なんだって、」
「そんなに私が大事なら私だけを見てたら良かったね。」
そう言い残して、部屋を出ていく。
ふざけんな、何が私がいなきゃ無理だよ、
それだったら最初から他の子と遊ぶなばか
「 … 」
深夜の公園は少し怖い。
でも、シェアハウスに戻ってゆあんくんに会うことの方がもっと怖い。
「ゆあんくんも、私も … ほんと馬鹿すぎ、」
「えとさん」
「 …… 」
「ごめん」
「 … 私、今ゆあんくんと話す気ない。帰って」
「やだ。」
「話そうよ」
私の隣に座ってくる。
「 … どんだけ謝っても今回は許さないからね。」
「じゃあ、もう別れるしかないの?」
少し迷う。私もまだ別れたくないけど … もう傷つきたくない。
「 … うん。」
「そっかあ、」
「わかった、これからはメンバーとして関わろう」
「 … え?」
「えとさんがそう望んでるんでしょ?」
「いや … まあ、そうだけど … 」
本気で言ってるの?
私たち、本当に別れちゃうの?
「 … もう帰ろうよ。」
「一緒に帰ってくれるんだ?」
「” メンバー “だし … 何かあったらやばいからね」
「 ……. 」
「あのさ、」
「なに?」
「私 … まだゆあんくんのこと好きだよ」
「 … さっきは、別れようとか言ってたけど 」
「ゆあんくんのこと好きなのは変わらない」
” 相変わらず “たくさんの女の子と遊んでるクズで馬鹿なゆあんくんだけど、
私は残念ながら” 愛変わらず “ゆあんくんのことが大好きなんだ。
そう簡単に別れられないよね。
「 … 俺も、えとさんのこと好きだよ。」
「ごめんね」
「うん、私もごめん」
「もう遊ばない。」
「 … ほんと?」
「うん。」
「 … 嬉しい。」
「ほんとごめんね」
「もういいよ笑」
「許す!今回だけ特別ね!」
ゆあんくんはこの日を境に、遊ばなくなった。
この幸せがいつまでも続きますように
名前変えました
んみ → m12
理由はmが好きなのと誕生日が12月12日だからです笑
これからはこの名前でいきます
ばいばい~