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その数日後、リムルは五条の指示で虎杖、伏黒、釘崎と共に、不審な呪霊が出現した街に赴いていた。
そこで彼らを待ち受けていたのは、特級呪霊の真人。
真人は、一般人を無為転変で改造し、虎杖たちを精神的に追い詰めようとする。
「ねぇ、人間ってさ、面白いよね! 魂の形をちょっと変えるだけで、こんなにおもちゃになるんだから!」
真人が歪んだ笑顔で、改造人間を虎杖にけしかける。
「やめろ、真人!」
虎杖が叫ぶが、改造人間は次々と生み出される。
その時、リムルが静かに前に出た。
「魂の形を変える……ね。お前、面白い術式を使うな」
「へぇ? 君も魂が見えるクチかな? でも、触れなきゃ意味ないよ!」
真人が油断なくリムルに手を伸ばす。
しかし、リムルの表情は変わらない。
「俺は魂を見極めるだけじゃない。**『魂そのもの』**に干渉できるんだ」
リムルの指先が、改造人間の額に触れた。
瞬間、改造人間は苦悶の表情を浮かべ、身体が光り輝く。
そして、見る見るうちに肉体が元の人間の形に戻っていくではないか。
「な、なんだと!?」
真人が驚愕に目を見開く。
『告。個体名:真人の術式「無為転変」による魂の改変を解析。魂の情報を書き換え、元の状態へ復元を完了しました』
「ありえない……! 僕の術式が、こんな簡単に解かれるなんて……!」
真人が絶望に顔を歪ませる。
「魂は、生命の核だ。それを弄ぶお前のような存在は、この世界には不要だ」
リムルの瞳が、鋭く光った。
「五条先生。こいつ、捕獲して『解析』していいか?」
「おー、いいよいいよ! 好きにやっちゃって!」
五条の言葉に、リムルはにっこりと微笑んだ。
真人は、その笑顔が、自分にとっての「死刑宣告」であることを悟った。