元貴side
涼架『あ…お取り込み中だった…?///』
保健室に入ってきたのは可愛らしい先輩、
涼ちゃんだった。
涼ちゃんは両手で口元を覆いながら
恥ずかしそうにもじもじしていた。
元貴『涼ちゃん!?///』
涼架『2人ともそこまで進んだんだね…///』
滉斗『どゆこと?』
涼ちゃんが言った事に対して理解ができない
僕と若井。そこまで進んだって何…?
とりあえず僕の上に乗ってる人を
どうにかしないと…!///
僕は若井に縛られた両手を解こうとした。
それに気づいた若井は僕の股の間に足を
入れながら言った。
滉斗『まだ教えてないよね?』
元貴『んぅ…しつこいっ…!///怒』
僕と若井のやり取りを見て、
涼ちゃんが口を開いた。
涼架『何を教えてるの…?』
滉斗『イくっていうのを教えようとしてる』
若井がそう言うと涼ちゃんは
ぶわっと顔を赤く染めながら言った。
涼架『2人とも付き合ったの…?!///』
元貴『はぁ?!///怒』
滉斗『え?』
そう言って僕はベットから起き上がった。
涼ちゃんの言った一言に対して
驚きを隠せない僕と若井。
涼ちゃん何言ってんの?!///
若井にバレたらどうするんだよ!!!///怒
滉斗『…え、てことは…』
そう言って若井は僕の方を向く。
…バレた、?え、やだやだやだ、どうしよ…
僕が何もできずに固まっていると、
若井がにやりと笑いながら言った。
滉斗『元貴俺のこと好きなの〜?笑』
元貴『んな訳っ…!////怒』
僕が起こってそう言うと、
若井は笑いながら僕の頭を撫でた。
いつもの様に優しく撫でてくれた。
滉斗『冗談だよ笑 俺戻るね笑』
そう言って若井は僕の両手に縛りつけた
ネクタイを外し、保健室を出て行った。
僕はズボンを履いてベルトをした後、
緊張が一気に解れたようにベットに横になる。
涼架『…大丈夫?』
元貴『大丈夫じゃないよ…///』
僕はそう言いながら顔を両手で覆う。
色んな事が同時に起こりすぎて何が何だか
さっぱり分からない。
涼架『大丈夫じゃないかぁ…』
元貴『だってぇ…///』
僕はベットから起き上がり、座り直してから
涼ちゃんに全部吐き出した。
好きな人と職員室に行った際に頭をぶつけて
手当をしてもらったこと、
イくっていう言葉の意味が考えても
分からなかったから聞いたこと、
いつも以上に距離が近かったことなど、
今日あったこと全部吐き出した。
涼ちゃんはたまにぶはっと何かを吹き出しながら
話を聞いてくれた。
色々な事が同時に起こりすぎてて、
自分が自分じゃないみたいで涙が出てきた。
元貴『僕変なのかなぁ…泣』
僕が震えた声でそう言うと、
涼ちゃんは僕の隣に座って僕の頭を撫でた。
涼架『恋愛において変なんてないよ、』
元貴『せっかく女子を好きになれたと
思ったのに…若井だけはっ…若井…泣』
泣きながら話す僕を涼ちゃんは優しく
抱きしめてくれた。
いつもは可愛い涼ちゃんだけど、
今はとてもかっこよく、頼りになる先輩だった。
コメント
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りょつ?まさか……いや、うん。何でも無いや(w)
あのぉ涼ちゃん手助けお願いします