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ワンクッション
・二次創作
・キャラ崩壊あり
・グロテスク
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体の器官がそれぞれ悲鳴をあげている。
息がだんだんしずらくなってきた。
喉が切り裂かれて、声も出ない。
悲鳴もあげることが出来ない。
足も、腕も、肉が少し削ぎ落とされている。
指の感覚も、もうない
倒す相手をじっと見つめる。
ぼんやりしていてよく見えない。
下を見ると、床が自分の血で汚れていた。
1対1で戦っている。
できれば誰か来て欲しい。
もう限界だ、誰か助けてくれ
その気持ちで胸がいっぱいになる。
精神と肉体がボロボロだ。
血が沢山付いている鎌をこちらに向けている。
相手は睨んでいるわけでも、喜んでいる訳でもなかった。
ただ、悲しそうな、苦しそうな顔をしていた。
その顔はまるで、前までの記憶が蘇って来たかのように。
苦しい、息がしずらくなってきた。
血を吐いた感覚は、気持ち悪いものだった。
もうこんな体験はしたくないと感じた。
もう限界だ。
そう思い、俺はおもむろに拳銃を自分の胸に突き出して、震えながらも自分の心臓目掛けて撃った。
それと同時に俺の首目掛けて鎌が飛んできた。
どちらにせよ、死ぬことは変わりない。
この人生も、悪くなかったな。
そう思いながら目をつぶった。
「俺さ、警察官になるんだ!」
「繧峨▲縺?縺を守れるようなかっこいい警官に!!」
『…そっか、』
「繧峨▲縺?縺も警察官になる?」
『なりたいな』
「じゃあ一緒になろうぜ!」
「いつか最強のパートナーって言えるようなかっこいい警察官に!」
その声が聞こえ、目を開く
戦っていたやつはもういなかった。
だが、近くにはコート、赤いマフラー、手袋、血塗れのハンカチなどがあった。
まだ状況が掴めてなくて、ボーッとしていると、自分の胸を触り理解した。
心臓部分に穴が空いており、手はたくさんの傷があった。
首も触ってみたが、鎌で切られた傷跡が残っていた。
何故か分からないが、俺は生き返ったらしい。
あいつが助けてくれたのか?
繧峨▲縺?縺が?
俺はコートと赤いマフラー、赤い手袋を付ける。
「いつか最強のパートナーって言えるようなかっこいい警察官にな!」
そう思いながら前へと歩き始めた。
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それじゃあさよおつ!