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久しぶりにあの動画を見返して『やべ、やらないと』ってなりましたね〜w
アテンションプリーズ
※この物語は実況者二次創作童話小説です
※通報はおやめください
※苦手な方は回れ右を
※ご本家様は関係ありません
※ガバガバ関西弁
※キャラ崩壊注意
《登場人物》
tn・・・白雪姫
gr・・・王妃(魔女)
kn・・・王子
sho・・・猟師
ut、zm、shp、ci、rb、rp・・・6人の小人
START
昔々、あるところに美しいお姫様がいました。肌は雪のように白く、艶々な黒い髪、薔薇のように赤い瞳のお姫様でした。名前はトントンというがあまりの美しさに皆からは…
**白雪姫**と呼ばれていました。
ボロな服を身に纏っていてもその美しさは欠けません。庭で掃除をしていてもその美しさそのものでした。
tn「ふぅ…お母さまに頼まれた庭の掃除が終わった。掃除するのは…楽しいもんやな」
そんなトントンは幼い頃に両親を亡くしてしまい、今は継母である王妃と一緒に城で暮らしていました。しかし、王妃は『自分こそが世界で一番美しい』と信じている王妃でした。毎日、王妃が秘蔵している魔法の鏡に向かっては「鏡よ鏡。この世で一番美しいのは誰?」と問いかけ、鏡は「それは王妃様でございます」と答えました。毎日王妃はその答えを聞いて大変満足していました。
しかし、トントンが14歳になったその年…庭で掃除をしているトントンを見向きもせず、王妃はいつものように魔法の鏡に問いかけていましたが…
gr「鏡よ鏡。この世で一番美しいのは誰だ?」
『それは、あなたです王妃様。しかし、あなたより美しい者が存在しています。』
gr「なんやと!?それは誰のことや!?」
『それは……白雪姫のことです』
gr「ッ……トントンか…!」
嫉妬で怒りに燃える王妃は猟師を呼び出して森の奥へ白雪姫を連れて行き、殺して渡された小箱にトントンの心臓を入れるように命じました。
猟師は最初は抵抗したものの、王妃からの殺意と威圧に勝てずトントンを森の奥深くへ連れて行きました。
tn「こ、こんなに奥深くへ連れて来てくれるのはええけど…なんでこんなところ?」
sho「え、えとその………くっ、ダメや!俺にはこんな美しい人を殺せない!」
tn「え…!?」
sho「聞いてください!王妃様があなたの命を狙っています!」
tn「は…?な、なんでや?」
sho「お、王妃様は今…あなたの美しさは妬んでいるんや。俺が王妃様を騙しますのであなたは森の奥へ逃げてください!今すぐに!」
tn「だ、だけどそれだとシャオロンは…」
sho「俺のことは大丈夫や!白雪姫がご無事に生きて!急いで早く逃げて!城には戻らず振り返らず!」
猟師に言われた通りに白雪姫は森の奥へ逃げていきました。薄暗い森の奥へ逃げていくトントンの背中を見つめる猟師は無事を祈り、嘘の証拠品としてイノシシの心臓を持ち帰りました。
森の中で一人ぼっちで残された白雪姫ことトントンは心細くなりながらも歩き続けていると、小さな家を見つけました。誰か住んでいるのか家の中に入ると中には小さな家具が並べられていました。
tn「ち、小さい…子供が暮らしておるんか?」
気になりながらも家の中を探索してみると、部屋の中は二階には可愛らしい小さなベットが並べられていました。ベットの布団は青に緑と色とりどりに敷かれていました。
tn「可愛いベットやな。ふかふかで小さくて可愛い……ふぁあ…ずっと歩いていたせいか眠気がきてもうた…眠いからちょっとだけならええかな?」
小さく欠伸をしながら疲れて眠い身体をそのままベットの上で横になってしまい、すぐにスヤスヤと眠ってしまいました。
しばらくして鉱山の仕事から戻ってきた6人の小人が自分達の家の明かりがついていることに気づいて、自分たちの家の中を探索すると自分達のベットに美しい人物が寝ているのでみんなビックリしました。
rb「え、誰やコイツ…」
rp「綺麗な人ですねぇ」
shp「俺のベットで寝てやがる…」
ci「今はそこちゃうやろ…」
ut「なかなか起きへんなこの人…起こした方がええか?」
zm「いや……流石に可哀そうな気が…何者かは分からへんから怪しいのは分かるけど…」
tn「んん……なんや…うるさ……は?」
小人達の声に気がついて眠たい眼を擦りながら起き上がると、6人の小人に囲まれていることに驚いてしまいましたが自分から入ってしまったため、小人達のことも驚かせてしまいました。
tn「あ、え、えと……すいません。勝手に入って…これにはその、深い事情があってやな…疲れてそのまま寝てもうたんや…」
rb「ふ、深い事情?」
tn「お、俺はその……トントンと言って、遠くの城から逃げてきた…白雪姫ってみんなから呼ばれているんやけど…」
ut「し、白雪姫!?」
shp「マジの姫様だったんですね…」
tn「そうやで…ただ、その……俺…城で一緒に暮らしていたお母さまに命を狙われているんや。だから…帰る場所はない。お願いします!俺をここにしばらく居させてください!」
大きい声で頼み込む姿を見て、相当困っていることが伝わったのか小人達は快く引き受けて歓迎してくれました。トントンは小人達の家に住む条件として家事全般を引き受けることになりました。
それからトントンは毎日小人達の為にケーキを焼いたり、シチューを作ったりしてあげました。今日も小人達の仕事を見送って掃除を始めました。
ci「怪しい人は家の中に入れてはアカンで!?」
tn「分かっとるよ。気を付けてな~」
一方その頃、トントンが死んだことで世界一で一番美しいのは自分だと思い込んでいた王妃は再び魔法の鏡に問いかけました。
gr「鏡よ鏡。この世で一番美しいのは誰や?」
『それは……白雪姫様でございます』
gr「なんやと!?死んでいないのか!?」
『白雪姫様は今……森の奥深くに佇む小さい家にいます』
gr「クッソ……あの猟師は後で殺す」
再び嫉妬で怒り狂った王妃は自らてにかけることは決心し、自分に魔法をかけてリンゴ売りの魔女に化けては毒で盛られた赤いりんごを一つ作ってはトントンの元へ向かいました。
gr「毒では誰も助けること不可能…!今度こそ俺だけがこの世で美しい1人になる!」
そんなことも知らないトントンは1人で掃除をしていると、扉をノックする音が聞こえてきました。扉の外には魔女になった王妃がいましたがトントンはそのことに気づいていません。
tn「どちら様でしょうか?」
gr「わしはただのしがないリンゴ売り屋じゃ…家の中に入れてくれないか?森の中で転んで足を怪我してしまったんや。少しだけでいいから休ませてくれないかねぇ?」
tn「え、あ……いいですよ。入って休んでええよ」
トントンは最初入れようか悩みましたが、優しいトントンは小人からの忠告を守らず魔女を家の中に入れてしまいました。魔女を椅子に座らせて足の状態を見ながら治療をして更には気休めのスープをもてなしてあげました。
gr「いやぁ…何から何まですまないね」
tn「これくらいは大丈夫やで。困った人を放っておくわけにはいかへんからな」
gr「お前さんは優しいねぇ~…お礼として…わしの自慢のリンゴを一つ差し上げようではないか」
籠の中から一つのリンゴをトントンを手の上に乗せて差し上げました。リンゴは綺麗に真っ赤に染まっていました。
tn「おお…綺麗なリンゴやなぁ…こんなに立派なリンゴをもらってもええんか?」
gr「親切にしてくれたお礼じゃ…さぁ、一口食べてごらん?」
tn「ん…じゃ、じゃあ一口だけせっかくやから……(ガブッ…」
gr「……(めっちゃ力強く大きく噛んだな…)」
tn「うぅ…!?」
リンゴを一口食べた瞬間、トントンはリンゴを床に落としてその場に倒れてしまいました。食べてしまったリンゴこそ、魔女なった王妃が用意した毒リンゴだったのです。魔女の高笑いは家の中に響き渡るがトントンは反応はしません。
外は突然の嵐が吹き荒れ始め、王妃はその中を歩いて城へ戻り始めるが…
gr「……は?」
突然の落雷が王妃に直撃し、そのまま崖の下に落ちて死んでしまいました。
嵐の中、小人達は床に倒れているトントンの様子を伺います。しかし、時すでに遅く、床に転がり落ちていた毒リンゴを食べて死んでしまったトントンは息絶えていました。
涙にくれる小人達は死んでいてもなお美しいトントンを埋葬することが出来ず、家の中でガラスの棺に安置させて片身離れませんでした。
そんな悲しみを感じさせる嵐が吹き荒れる中、隣国の王子が小人達の家に気づき、雨宿りが出来ないか頼みに入りましたが、家の中は悲しみにくれる小人達がいました。
kn「おや、随分と泣いているなぁ…どうしたんや?」
ut「し、白雪姫が…白雪姫が俺らが留守してる間に死んでしもうたんや~!」
ci「あれ程人を入れるなって言うたやんか~!」
kn「……綺麗な人やな…こんなに綺麗なのにほんまに死んでいるんか?」
rp「ど、どんなに声をかけても…どんなに問いかけても目を覚まさないんですぅ…」
zm「大きい音を出してもアカンかったんや…!」
涙を流しながら事情を話す小人の後ろに齧られた赤いリンゴが転がり落ちていることに気づいた王子はそのリンゴの匂いを嗅いで毒が盛られていることに気づきました。
王子は眠るトントンに近づいてはそっと触れるようにキスをしました。(※腐向け要素ございません by書き手)
そうすると、毒の魔法が解けたかのように…トントンが目を覚ましたではありませんか。
静かに起き上がり、目の前の王子と目が合い、悲しみの涙を流していた小人達は嬉し涙に変わりました。
やがて、嵐は止み始めて幸福を表しているかのように平和が訪れ、太陽が現れて葉っぱの上はキラキラと光を反射しました。
トントンは小人達に別れを告げて、王子と一緒に馬に乗って城へ連れて行き、幸せにくらしましたとさ。
白雪姫 END
最初は王子をグルッペンにしようか悩んでいたらネッ友が「コネシマがいい」って即答されたw
だから珍しい組み合わせになったけど満足ですw
途中からスランプになって進まなくなったけど、なんとか出来た…でも珍しく5000文字いかなかったなぁ…なるべくいかせたい。
あと、白雪姫の内容が某夢の国と絵本で書かれているのと混ざっているけど…上手く進んではいるから平気か…(適当)
ここまで読んでくれた方はありがとうございました。
ふぁぼと感想、ブクマお願いします!!
では、次の作品で!!