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・・・



「う~ん・・・柚彦君お水・・」



「え?ああ・・お水ね・・・ハイハイほら・・・鈴ちゃん寝るならパジャマに着替えないと・・・」



柚彦はそっと彼女の頬を手の甲でなでる・・・試合の打ち上げでは、彼女がすっかりリラックスして楽しく仲間と飲んでいるから、つい彼女がお酒が弱い事を知らずに、どんどん進めてしまった



家に帰ったらあの暴力的な彼女の元夫の事・・・自分の仕事の事・・・・そしてこれからの二人の事を、ゆっくり話そうと思っていたのに



彼女がこんなにお酒が弱いのは驚きだった、今はすっかり酔っ払ってしまっている



彼女と大切な事を一言も話せず、なんとか連れて帰ってきたのだか、彼女は歩くのもままならなかった。柚彦は彼女の靴を脱がせお姫様抱っこでベッドに運んだ



う~ん・・・このままでは風邪をひくかもしれない・・・


柚彦は二人についてきているポポに話しかけた


「やっぱり・・・パジャマに着替えさせたほうがいいよね・・・」


「アンッ」


ポポが吼えた


クローゼットから花柄のパジャマを持ってきて、柚彦はなるべく彼女を見ないで目をつぶって着替えさせた


頬をピンク色にそめて、気持ちよく寝込んでいる彼女がなんともかわいいホッとする


自然と自分も彼女の横に入って腕枕をした



たしか・・・・ブラックと話している時に、彼女は元夫に背骨を折られたと言っていたな・・・



最初それを聞いてしまった時に信じられない気持ちで、いっぱいになった



しかしそれで彼女が異常に男性に怯えている原因を、ハッキリ理解した





復讐ジュリエット~DV元夫に復讐の花束を~

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