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なんで僕はこんなになっちゃったんだろう
そんなことを考えても無駄か
この悩みはずっと消えないんだ
いつしか僕はもう
楽になることしか考えてなかった
誰が見ているのか、誰が笑っているのか
常に気を張っていて
休める時がなくて
剣持「配信、、、しないと」
配信もしたくない
学校も行きたくない
事務所も
みんなに会うのも嫌だ
剣持「、、、、、、、はぁ」
剣持「、、できそうにないなぁ。今日は」
かれこれ1ヶ月くらいは配信してないな
今の僕がちゃんと配信できるか不安だし
…ぁ、三枝くんから電話がかかってきた
剣持「、、もしもし、?」
三枝「刀也?今日も配信出来ない?」
剣持「、ごめん」
三枝「…まぁしょうがないよね。刀也は悪くないんだし」
剣持「……」
三枝「ごめんね急に!すぐ切るから」
剣持「…ッうん。じゃあね」
どうしよう
また迷惑かかるじゃん
僕なんか心配しなくていいのに
剣持「う”ぅ…」
剣持「なんで僕って…いっつもこうなんだろッ…」
不安な気持ちを紛らわすために机の上にボロボロになったノートの隣に置いてあるカッターをとった
左から右へ、腕の上でカッターを走らせる
血液がポタポタと床に落ちる
床の上で血が集まって大きくなっていく様子を見ていると何も考えられなくなる
剣持「…綺麗だなぁー」
その時、玄関のチャイムがなった
剣持「…誰、だろ」
剣持「はー」
剣持「い、、」
最悪だ…
剣持「エクス…」
エクス「な、なんで嫌そうな顔するんですか…」
剣持「そんなことないよ」
エクス「それで…」
エクス「また、やったんですか。」
剣持「…」
エクス「包帯巻くだけなんで!怒んないっすよ」
剣持「…分かったよ」
エクスside
エクス「否定はしないんですけど…」
エクス「ちょっと度が過ぎてるんですよねぇ…」
剣持「…それは…そうかも 」
剣持「ごめんなさい…」
リスカって、もっとこう…浅めの切り傷を腕にいっぱいつけるてきな感じでは?
剣持さんのはもうなんか腕の中が!!
見えてる!
グロい
エクス「…はい!包帯巻きおわりました! 」
剣持「ありがとう」
エクス「…あと剣持さん。」
剣持「?」
エクス「その…もう学校行く必要ないと思います」
剣持「…うん」
エクス「家も…必要なら全然泊めますし」
剣持「それは悪いよ。迷惑かけちゃうし」
…やっぱり分かってないなぁ。剣持さんは
エクス「迷惑じゃないです」
エクス「事務所も…必要最低限でいいと思うし、配信だって活動休止すれば…!」
剣持「…グスッ」
泣 い た
え、泣いた?
どうしようえ、あ??
剣持「…ごめん、」
剣持「もう僕のことは気にしないでいいよ。」
エクス「それは無理な話ですね」
エクス「…ッ今は…まぁ」
エクス「少なくとも俺は剣持さん好きっすよ」
エクス「良い人だし…剣持さんはあんなこと言わないってわかってるんです」