テラーノベル
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ある日、僕のクラスに転校生が来た。 柊莉乃花という少女。その子は容姿端麗で、優しい声をしている。僕の高校の転入試験は難しい筈だから、柊さんは相当頭が良いんだろう。
柊さんが来てから1ヶ月。柊さんは僕にだけ優しい。あと、柊さんと1度どこかで会ったことがある気がする。本人に「僕たちどこかで…」と聞いても、本人は「会ってないと思うよ」と綺麗な声で言う。鈴がなっているみたいで綺麗な声のせいで、何も言えない。やっぱり柊さんとは会ったことなんてなかったんじゃないか…。
柊さんが来てから2ヶ月。柊さんはいつも体育を見学している。理由を聞くのはもしかしたら不快にさせるかもしれないからしないが、理由が気になってしまう。 それと、柊さんと最近いい感じだ。授業中、あの綺麗な瞳と目が合う。お弁当も一緒に食べて、まるで柊さんと僕は付き合っているみたいで嬉しい。こんな素敵な人と付き合うことができたら幸せなのに…。
それから数ヶ月。まだあの関係のまま踏み出せずにいる。明日、柊さん…いや、莉乃花に告白しようと思う。絶対に莉乃花の心を手に入れる。
翌日、莉乃花に「放課後、空いてる?」と聞いて、「体育館裏に来てほしい」と伝えた。今日の放課後が楽しみだ。 放課後になり、僕は体育館裏へと足を運ばせた。すごく緊張する。こわい。それから2分ほど経つと、莉乃花はすぐに来た。「ごめん、待たせたかな?」僕はそれに、「全く待ってないよ、安心して」と応える。不意に「よかった」と微笑みかけられ、ドキッとしてしまった。数秒の沈黙のあと、僕は言い放った。
「転校してきたときから好きでした。僕と付き合ってくださいぃ!!」
まずい、少しどもってしまった。大丈夫かな…? そして、またもや数秒の沈黙。
「だ、だめかな?」
莉乃花がやっと言う。
「ありがとう。ずっとそれを言ってくれるの、待ってたんだよ?」
「それってつまり…!!」
「もちろんオッケーだよ」
僕は舞い上がった。告白が成功して良かったという安堵感、これからへの期待や不安、莉乃花と恋人という関係になれて嬉しいという感情が混ざり合っておかしくなってしまいそうだ。
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#R15
(株)姫神V
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お月
15
#曲パロ
玲奈
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コメント
1件
告白成功、おめでとうございます!莉乃花さんが僕くんにだけ優しかった理由も、「会ったことある気がする」既視感も、体育を見学している理由も、ぜんぶ気になるまま終わったのが上手いですね。「転校生?!」の「?」が効いてます。これはきっとまだ秘密が残ってますよね。続きが待ち遠しいです!