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荒覇吐 の件が終わり
中原中也はポートマフィアに勧誘され
紅葉の部隊としてマフィアに入る事になった
入ってからは中也と太宰は別々で仕事をしていた
…だが今回初めて2人同時に呼び出しをくらった
太宰「やだやだやだ絶対行きたくない」
中也「首領が来いつってんだよっ(太宰の腕を引っ張りながら歩く)」
太宰「可笑しい!なんで2人同時なの!君もしかして何かしたの!?」
中也「してねぇよ」
太宰「じゃあなんで呼ばれたの!」
中也「知らねぇって!」
太宰「あぁぁぁ、最悪、絶対仕事の事だ、嫌だ行きたくない」
中也「餓鬼かよ」
太宰「君だって餓鬼でしょ」
中也「俺はてめぇみてぇにギャーギャー言わねぇよ」
太宰「…」
中也「…(静かになった)」
2人は首領室の前で立ち止まった
太宰「はぁ……」
中也はノックをしようと手を伸ばした
ガチャ
中也「なっ…!?」
太宰がノックをせず扉を開けた
太宰「もりさーん、来てあげたよー
(嫌そうな顔)」
中也「てめっ!ノックしろよ!?」
太宰「別にしなくていいよ(中に入り)」
森「太宰くん、ノックしてっていつも言ってるじゃないか~…」
太宰「別にいいでしょ」
森「もぉ…」
中也「…首領(中に入り)」
森「やぁ、中也くん来てくれてありがとね」
中也「いえ、それで、何故俺らを呼んだんですか?」
森「嗚呼、それはだね、、
2人に潜入捜査を頼みたいのだよ」
中也「潜入捜査ですか…」
太宰「えぇ…、真逆潜入して2人でその組織潰してこいとか言わないよね、?」
森「流石に私もそこまで鬼ではないよ(苦笑い)
2人にとってはものすごーく楽な任務だよ(笑顔で)」
太宰「…嫌な予感しかしないのだけど…」
森「この近くにある迷い犬學園という学校は知っているかい?」
中也「聞いたことはあります」
太宰「あー…中高一貫の学校だよね」
森「そうだよ」
中也「その学校と何か関係あるんですか?」
太宰「……(何かを察した)
…ねぇ森さん、もしかして潜入捜査って…」
森「フフッ、そうさ、2人にはその學園に潜入してもらう」
中也「え…」
太宰「は…、僕達に勉強させる気??嫌なんだけど??」
森「仕方ないさ、学生は勉強が命だからね、君達は学校に行ったことないだろう?学校生活を楽しんで来なさい、それに君達は1週間、体験で行くという事になっているからね」
太宰「…僕はいいけど、中也は無理でしょ」
中也「あ?無理じゃねぇし」
太宰「だって君まともに字の読み書きが出来ないじゃないか」
中也「出来るし」
太宰「出来ないでしょ、君の報告書見たけど、平仮名ばっかだし字の間違いが何ヶ所かあったよ」
中也「てめ、勝手に人の報告書を見てんじゃねぇっ!!」
太宰「へっ」
森「大丈夫さ、中也くんは海外から此方へ来たという設定で伝えているからね」
太宰「…中也英語話せるの?」
中也「おう、完璧じゃねぇが大体話せるぜ」
太宰「はぁ?読み書き出来ないのに英語は話せるってなんなの」
中也「姐さんに教わったんだよ」
森「流石紅葉くん」
太宰「へぇー…」
中也「それで、首領、捜査の内容とは」
森「ん、この學園では妙な噂が流れている、その噂を解明してきて欲しいのだよ」
太宰「噂の内容は?」
森「それは君達が直接生徒達から聞くのだよ」
太宰「…ちぇ…」
森「それと2人はこれを着て明日の朝私の元へ来てくれ(制服を出して渡す)」
中也「!ありがとうございます(受け取る)」
太宰「…なんで森さんが制服持ってるの?
(制服を受け取り)」
森「実はそこの理事長とは知り合いでね、昨日1週間体験入学させてくれって頼んだら許可を得て制服まで貸して頂いたのだよ」
太宰「知り合い、?」
森「嗚呼、太宰くんは1度会ったことがあるよ」
太宰「…何時、名前は、?」
森「名前は賀古鶴所(カコ ツルド)
君が12の時に私と同じ白衣を着た男性が来ただろう?」
太宰「……人に興味が無かったから覚えてないね」
森「そっかぁ、まぁでも顔を見たら思い出すと思うよ」
太宰「ふぅん、因みにその人ってただの医者だよね?」
森「そうだよ、今は理事長だけどね」
太宰「なら安心だね」
森「嗚呼、それじゃあ2人共明日は呉々も失礼が無いようにね、送り迎えは私がするから安心しなさい、それと學園内では異能は禁止、但し、生徒が居ない時のみ使用して良い、後、マフィアって事は絶対にバレてはいけないよ、良いね?」
中也「はい」
太宰「はーい」
ー続くー
コメント
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ギャァァァァァァァァッッッッッ好きだァァァァァァ!!!hshsッッッ本当に好きッッッあッッッははぁッッッ