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オベリスクリベリオンΩ
「私の名前は山本紗栄子16歳」
「どこにでもいる普通の意能力者、今日から高校一年生よ!」
遅刻しそうな焦燥感と素敵な出会いに胸をときめかせながら、彼女は夢の魔法学園へと疾走する。
紗栄子「キャッ!」「イッターイ!」
タケシ「いってーなぁどこ見て走ってんだよブス!」
紗栄子「ぶっ殺す!パナッ!ソニックッ!」
大地が揺れ大気が引き裂かれる轟音と共に迸る雷によりタケシの体は分子レベルにまで分解され空に散る。
?「!?今の技はかつて大陸を脅かした魔王を屠った古の、、、君は一体、、、
紗栄子「キモッ!」
?「失礼名乗りもせず、僕はこの国の第二王子、茶太郎だよ!」
紗栄子「きゅん♡茶太郎様だったのね許すわっ!」
ちゃた「今から君を王宮に招待したいんだ、、実は今、新たなる魔王の復活の予言により王宮は、はちゃめちゃなのさ、、王は今魔王に対抗する戦士を各地からあつめているのだけど、王宮に来てから戦士たちが次々に失踪しているんだ。魔王に恐れをなし逃げ帰ってしまっているのだろうか、、とにかく君の力を貸してもらえないだろうか…。」
紗栄子「いいよ!
王宮はちゃたの言う通り不穏な空気が張り詰めていた。
王「よく、きたな勇者紗栄子、君には旅の支度金として金貨百枚と宝物庫から好きな武具を持っていくといい!さぁ旅立つのだ勇者紗栄子よ!!
紗栄子「パナッ!ソニックッ!!」
大地が揺れ大気が引き裂かれる轟音と共に迸る雷により王の体は分子レベルに分解され空に散った。
ちゃた「ちちうぇーーー!」
王「私の正体を見破るとは、ぐぉーーーん」
ちゃた「ちちうぇーーー!」「魔王だったのか」
ばかな小娘め、我は一度だけ消滅を逃れ他者の身体を乗っ取りその記憶までも引き継ぐことができるのだ!ふははぁ!ちゃたの体に潜み力を回復させ四天王と共にこの世界をはちゃめちゃにしてやるのだ!絶望に歪む貴様の顔を見るのがたのしみだ!
紗栄子「パナッ!ソニックッ!」