カジノの煩い雰囲気は苦手
ここにいる人はお金に目がないおじさんとその連れの若い女の子達でいっぱい。体をベタベタ
と好きでも無い人に触られて可哀想に、それでも 助け舟を出すとキリがないだからみんな見て見ぬふりをしてる。私もその1人
でかい南雲の隣歩くと自然と私達は目立つ
しかも設定上カレカノだから腕まで組んでる
「腕組む必要あった?」「あるよ〜」
理由が聞きたいのにそれを答えてくれない
こんな胡散臭い人がモテるなんって…
私がこんな露出度の高い服を着てるのは恐らく
ターゲットはおじさん。ポーカーなどで
自然に隣に座り、色目使って個室に連れ込んだとこで南雲が殺すって計画だろう。わざわざ私が必要かと思ったがおじさんの周りには数十人の護衛と若い女性が群がってる。護衛は南雲でも殺せるが女性たちは一般人、 殺し合ったら 確実に巻き込まれる。
殺連の規定で一般人には手を出せない。
だけど周りに人が多すぎて上手く近づけれない
そんな時私はあることを思いついた
「南雲、私ポーカーしてくる」
「 ! 君も大胆だね〜僕はどうしたらいい?」
「負けた私を見捨ててどっか行って」
「わかった〜」
おじさんに近くでポーカーし
あえて私が負ける。
全財産を賭けてそれで負けたその上連れの人にも見捨てられた可哀想な女の子
「あっ私のお金が!こんな大金払えない!!」
「払えねぇじゃねぇよ!」
「そうだ!お金、お金貸して!!次は勝つ!」
「負け犬はもういらな〜い、ばいばーい」
演技だとしてもこいつウザイな
「どうすんだよ!あ”?!」
「彼女の分俺が払おう」
釣れた!!
「でも…. 」
「その代わり〜…」
あぁーこの探るように上から下まで見るこの目
嫌いだわ
「…わかった」
「じゃこれで、行こうか」
店の外に行った南雲に目線で伝える
“釣れたよ” それを理解した南雲は変身して
もう一度店の中に入って来た
「いい体つきだねぇ〜」
気持ち悪い、
「ハハハ…」もう苦笑いもできねぇよ!
パァンパァン
外から銃声が聞こえるのと同時に部屋の扉が
勢いよく開けられて南雲が入って来た
「その子僕の連れなんだよね〜早くどいて〜」
「お前!さっきこのガキ見捨てたやつ!!
このガキはもう俺に物なんだよ!!」
「は〜い、じゃ早く死んでくださーい」
パァン
銃声が1回鳴っ た。耳を切り裂くような大きな音、まだ近くで銃声を聞き慣れていなかったから必要以上にびっくりした
「お前さぁー遅いんだよ毎回」
「えぇー僕来ただけも優しいからね」
「あーはいはい」
「はいこれ」
そう言って南雲は自分のジャケットを私に差し出した「え?なに」
「露出高いの苦手でしょ、他に服無いからさ」
案外優しいとこあるじゃんこいつ
と思ったのもジャケット着たあと南雲が言った
でかくでごめんねの一言で前言撤回した
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