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ここは町外れにある小さな村。
この村の名前は月光草ノ村。
ぼくはここに住む住人。シエル・エーデル
ここで治癒士として働いているんだ!
…まだ見習いだけど
ぼくのことをみんなは”お人好し”だって言うんだ。そんなことないと思うんだけどなー
今は薬草を貰いに王都に向かっているんだ!
ぼくの村って村の名前の通り、月光草しか咲かなくて…
??[痛…]
シエル[大丈夫ですか!?]
??[ちょっとコケてしまっただけさ…大丈夫だよ]
シエル[すぐ治療します!]
そう言ってぼくはその人の怪我を治した。
??[ありがとうね…自己紹介がまだだったね。私はグレイブ・グランド。グレイブと呼んでくれ]
シエル[良かったです!グレイブさん!ぼくはシエル・エーデルです。シエルと呼んでください!]
グレイブ[シエル君は今からどこへ向かうんだい?]
シエル[ぼくですか?今から王都にある、正樹院ってとこに行って薬草を貰いに行くんです]
グレイブ[そうか…いや、私はここのオーナーをやっていてね。その用事が終わったらぜひ、来てくれ。]
そう言って彼は、ぼくに名刺を渡して来た。
そこには”古木の根亭 オーナー グレイブ・グランド”と書かれていた。
シエル[はい!ぜひ行かせてもらいますね!]
グレイブ[楽しみに待っているよ]
こうしてグレイブさんとは別れた。この時ぼくは気づいていなかったんだ。彼の異常な目に…
グレイブさんと別れたぼくは王都に向かった。
ー王都 ユグドラシルー
シエル[ここが王都か…]
ここは王国セレネシアの王都ユグドラシル。
ぼくはここに初めて1人で来たんだよな…今まではお師匠様が行っていたし…お師匠様がいなくなってから、初めての王都なのだ。
シエル[早く正樹院に行かないと!]
ぼくは正樹院に向かった。