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#ご本人様には関係❌
yuna🍑
107
小屋の外。
木々の間に立つ、黒い人影。
誰も動けない。
じゃぱぱ「……みんな、こっちに集まって」
12人がじゃぱぱの近くに集まる。
たっつん「……なぁ、あれ何や?」
もふ「分からない」
なおきり「……人、ですよね?」
女の子「……違う」
なおきり「え?」
女の子は少し震えながら、人影を見る。
「あれは、人じゃない。」
じゃぱぱ「……」
じゃぱぱは一瞬だけ人影を見つめる。
そして、
じゃぱぱ「とりあえず、ここから離れよう」
たっつん「賛成や!」
⸻
しかし――
バタン!!
小屋の扉が勝手に閉まった。
ゆあん「え!?」
どぬく「閉まった!」
じゃぱぱ「みんな、扉から離れて!」
シヴァ「じゃぱぱさん、これ開かない!」
じゃぱぱ「ちょっと待って!」
じゃぱぱが扉を引く。
ガチャ、ガチャ。
開かない。
じゃぱぱ「……鍵かかってる?」
もふ「外から?」
じゃぱぱ「たぶん」
えと「じゃっぴ、大丈夫?」
じゃぱぱ「うん。なんとかする!」
⸻
女の子がアルバムを開く。
「待って」
もふ「どうした?」
「これを見て」
最後のページ。
そこには新しい文字が浮かんでいた。
『13人目を選べ。』
その下には――
12個の名前。
じゃぱぱ。
のあ。
たっつん。
ゆあん。
シヴァ。
どぬく。
うり。
えと。
ひろ。
なおきり。
もふ。
るな。
そして、その下に――
『選ばれなかった11人は帰れる。』
全員「…………」
たっつん「……は?」
ゆあん「ちょっと待って」
えと「これって……」
もふ「誰か一人を残せってこと?」
女の子「……そう」
⸻
じゃぱぱ「そんなの選べるわけないじゃん」
女の子「……でも、選ばないと」
じゃぱぱ「じゃあ選ばない」
女の子「え?」
じゃぱぱ「12人全員で帰る」
たっつん「じゃぱぱ……」
じゃぱぱ「誰か一人だけ残して帰るなんて、俺にはできないよ」
もふ「……じゃっぴ」
えと「うん」
ゆあん「俺もそれがいい」
のあ「私もです」
どぬく「俺も!」
シヴァ「当然でしょ」
うり「12人で来たんだから、12人で帰ろうよ」
ひろ「……うん」
なおきり「僕も賛成です」
るな「るなも!」
たっつん「当たり前や!」
⸻
女の子は12人を見つめる。
そして――
ふっと笑った。
「……そう言うと思った」
じゃぱぱ「え?」
女の子「だから、この試練なんだよ」
もふ「……試練?」
女の子「そう」
女の子がアルバムを閉じる。
「本当に必要なのは、13人目じゃない」
ゴーン……
鐘が鳴る。
すると、外にいた黒い人影が――
ゆっくりこちらへ歩いてくる。
女の子「必要なのは――」
黒い人影が小屋の前まで来る。
そして、扉に手をかける。
女の子
「12人全員が、仲間を選ぶこと。」
じゃぱぱ「……?」
ガチャ。
今度は扉が、ゆっくり開いた。
そこに立っていた黒い人影は――
人影ではなかった。
黒い服を着た、普通の男の人。
男「……合格」
たっつん「…………」
シヴァ「…………」
るな「…………」
たっつん「……え?」
男「君たちは、合格だ」
たっつん「なんやねんこれぇぇぇ!!」
なおきり「なるほど!」
たっつん「納得すな!!」
じゃぱぱ「……じゃあ、全部仕掛けだったの?」
男「そういうこと」
えと「じゃっぴ、めっちゃびっくりしてたね」
じゃぱぱ「いや、普通に怖かったよ!」
もふ「でも最後まで逃げなかったね」
じゃぱぱ「だってみんな一緒だったし」
えと「……ふふっ」
⸻
ところが。
男が突然、真剣な顔になる。
男「ただし――」
全員「?」
男「13人目の話だけは、本当だ。」
全員「…………」
男は森の奥を指差す。
「この森には、まだ一人――」
誰も知らない13人目がいる。
コメント
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第9話読んだよ!最初の黒い人影、めっちゃ不気味でゾクゾクした…「13人目を選べ」って展開で一気に緊迫したけど、じゃぱぱが「全員で帰る」って言い切ったところ、最高にかっこよかった🔥 みんなで選んだ答えが合格条件だったのも胸熱だったのに、最後の「13人目の話だけは本当」でまた震えた…続きが気になりすぎる!