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コメント
2件
初コメ失礼致します! 神作ですか!? 続き待ってます! 頑張ってください!
第15話、お読みいきただきありがとうございました!
今日はあっきぃ目線でお送りします!!
あの日、あっとから連絡が来たのは、会議が終わってから1時間後のことだった。
❤️「ごめん、あっきぃ。まぜを戻せなかった。」
電話越しに、自分に責任があると言わんばかりの無念さが滲んでいた。
その頃、俺とぷーのすけは、けちちとちぐを見送って会議室に残っていた。
💛「ぷーのすけ、、、、」
通話を切り、隣にいたぷーのすけに今の会話をうまく説明できず、口ごもってしまった。
その言葉だけで俺の言わんとすることを理解したみたい。
💚「まぜ太か、あかんかったやんな」
俺はその言葉に、頷くことしかできなかった。
アンプのお兄ちゃんみたいなまぜちが、けちちのことで、とうとう拗らせている。
きっかけは些細なことでも、溝がどんどん深くなっていく一方だった。
💚「悩んでもしゃーないし、今日はもう帰ろ?」
💛「そうだね。ありがとう、ぷーのすけ。」
その日は、どこにも寄ることもなく俺らはそれぞれの自宅に直帰した。
帰宅して、寝床についても今日のことが気がかりで目が覚めてしまう。
それに、ちぐちゃんの言葉がずっと引っかかっていた。
💙(「あっきぃ、俺たち、バラバラになっちゃうのかな、、、」)
そんなわけない。
俺たちはみんな揃って最強になれる。
誰もが替えの効かない存在なんだ。
でも、その言葉がただ言い聞かせるだけのもののように思えてしまう。
『二人を守る』
この言葉に何かヒントがある。
俺の直感は確かにそこに希望を感じていた。
だから、戻って来れるはず。
それに、まぜちは今、けちちのことがどんな風に見えているんだろう。
どんどん二人は仲良くなっていって、けちちの可愛い面が認知されるようになって、でもそれってまぜちがいたから表に見えてきたことだと俺は思っている。
そのことに、まぜちは気づいているのかな。
けちち自身は「まぜちがいたから」って口にしている場面を何度か聞いたことある。
ただ、当人のまぜちは無意識だ。
自分の思っている以上にメンバーが大好きで、親身になってくれる。
だから、ガチで特定の誰かに思いが強いと、真面目すぎて自分を許せなくて拗れているのかも。
ふと、共同生活の企画でみんなと過ごした時の記憶がよぎる。
あとちぐ曰く、けちちとまぜちの仲は「目に見えない絆」とか言ってたっけ。
俺とぷーのすけみたいな生涯の相棒のような間柄なのかな。
6人で布団の上で配信した時には、
💛(「ねぇ、けちち。もし、実際に共同生活できるとしたら誰がいいとかある?」)
🩷(「そうだな〜、あききかな、生活能力高いし」)
とか話していた。
あの時のまぜち、心なしか少し寂しそうに笑っているように見えた。
俺の気のせい?
たくさんの欠片が散らばっている。
だけど、その欠片がうまく繋がりそうで繋がらない。
ずっと天井の一点を見つめ、部屋の時計の針に耳を澄ますだけの夜。
俺は、わずかな星の光を辿っていた。
あとがき
アンプメンバーのMBTIに基づいた文面を考え中なのですが、自分と感覚が違うと想像が及ばない範囲が出てきて大苦戦しています笑
ちなみに私は、すとぷりのジェルくんと同じINFP-T(しかも星座も血液型も同じなんです笑)なんですが、仲介者って生きづらいってイメージ強いんですよね。
性格の指標ってもちろん、しっかりと決められているわけではなくて、百人いたら百通りある訳なんですが、最強エンターテイナーを極めたジェルくんが、本当にすごいし、尊敬している一人です。
人を笑わせる力って誰にでも秘められている、そう信じられるのは推しのおかげなんだと感じています📣🩷💜❤️💛💚💙🌈