テラーノベル
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⚠️自傷表現、グロ表現あり。
米「…なぁ…………。ジャパン……?
……また切れちった………。」
俺の腕に深い切れ込みが1列に並び、
そこから鮮血がドバドバと流れ落ちる。
俺がいくら、上腕をキツく締めても、
いくらハンカチで抑えても、
全く意味を果たさないほどに。
自分でも驚く程に、あたりは鉄臭く、
同時に、俺の血塗れさに、
面白さを覚えてくる。
まるで、俺の血ではないように。
日 「ぁ……あぁ゙!!大変!!?
ちょ…ちょっと待ってて下さいね゙!! 」
「タッ…タタッ……
ガチャッ!!バタンッ!!!」
俺の言葉に、日本は慌ててリビングへ走った
さっき持っていた本を投げ捨てて。
俺がなぜ切ったか気づかないのだろうか。
そんな間も、血は流れ続ける。
指先からドバドバと、血が流れ、
ジーンズと、カーペットを赤く染める。
辺りが赤く染まる度に、
なんだか、満たされていく感じがした。
「タッタッ……ガチャッ!!!」
日「ッひっ……ぃ……ふぅ……ふゥ……ッ」
日本は息を切らしながら部屋に戻ってきた。
ちなみに、ここは2人共有の寝室だ。
日「す、すみません。遅くなっちゃって…」
日本は救急箱を抱き抱え、
ガタガタと震える手で包帯等を取り出す。
……包帯よりも前に、
きっと止血をするべきなのではないか。
まぁ、そんな事は
こんな状況じゃ思いつかないよな 。
いいさ、ここに細菌が
入ってオカしくなってもいいさ。
それが2人の絆を象徴するなら、
むしろ、嬉しいさ。
日「ほ…ほんとに……ッ!!
も、もぉ……っ!!!
ま、まずは…が、がーぜ?ぇ……ぇえ。?」
日本は、俺の手首をぎゅっと握りながら、
もう片手で包帯を不器用に扱う。
日本は、困惑の表情と、目に涙を浮かべる。
そりゃそーだ。だろうな。
俺の血は、みるみるうちに
日本の手を飲み飲む。赤く。
そんなのどうでもいいのか、
日本は震える手で優しく握ってくれる。
「ペタッ……ベリベリッ……」
ガーゼを傷口に置いた。
……多分、傷の大きさにあっていない。
どうでもいいが。
日「…っここで…いいですか……?
痛いですよね……ごめんなさい。」
日本はよく分からないが、謝る。
謝るべきなのは俺なのに。
優しいな。本当に。
そうやって考えている瞬間も、
ガーゼをみるみる赤く染める。
意味がほとんどない。
日「ぁ……あぁ…ぇ。ど…どぅしよ……」
日本は怯えているのか。
肩を震わせている。
日本は、ガーゼを上からもう1枚重ねた。
そのガーゼさえ、赤く染っているようだが、
包帯を巻くようだ。
「ベリッ……ベリベリ……」
日本はゆっくりに、包帯を巻き始めた。
包帯が傷口の上を通る度に、
針に刺されたように鋭い痛みが走るが、
マゾの気持ちが芽生え、快楽が上回る。
あー。でも、苦しい。なんだか、
視界がフェードアウトしてきたのかな?
「グル……グル……グルグル……」
包帯を巻いても、巻いても、
ガーゼの上から鮮血が溢れてくる。
あーあ。切りすぎてしまったかな。
やらかした。
ま、これはこれでイイかもな。
日「あぁ……も……ぉ。どうしたら……
ァメリカ…さ…ん……?嫌だ……やだよ!!
どうしたらいいの?どうしたらいいの?!」
日本は、思わず声を荒らげた。
そんな事を言うとは思わず、少し驚いた。
日本は、息がとても苦しそうだ。
なんでだろう。俺よりも苦しそうだ。
嗚呼、いいな……美しい。
でも、このままだと死にそうだ。
死んでもいいが。
米「……傷の上で止血しろ゙………」
出した声は、思った以上に細かった。
あらら、思ったより酷そうだ。
日「わ……わかった……っ。」
日本はすぐに止血を始めた。
……痛い。痛いな。ははは、痛い。
あまり、力は入って無さそうだが、痛い。
その痛さに、顔を歪ませる。
でもこの瞬間だけは生きてると思い出せる。
意識されてるんだな。なんて。
俺の腕に伸びた手は、
元からこの色だったのか?
と、思うほどに赤く染っている。
俺に染まってる……なんつって。
でも、本当に美しい世界だ。
日本 という存在が、
俺の掌の上にあるようだ。
どうボロボロにさせるか。
どうだろ、身体が持つかな。
数十分後。
血が収まったようだ。何とか。
酷い血の匂いと膿の匂いが辺りを覆う。
息苦しいほどに。
あーあ。死ねなかった。
何してるんだろ。
結局、日本に迷惑かけただけか?
気持ち良かったけどな。
ヤってる時は、凄く気持ちがいい。
でも、少し経って、
自分の情けなさに嫌になる。
でも、もう引き返せないな。
日本の手は、俺の血が乾き、
血という血がこびりついた。
俺の腕は、紫?に変色し、
真っ白だった包帯も、赤茶色に染まった。
腕の舵が聞かず、ほんの少し動かすだけで、
激痛が全身を駆け巡る。
日「……ふ、ふぅ……
よかった……良かったたよぉ……
良かったっ゙……良かった……ほんとに。」
日本は、涙を流す。
重圧から開放されたからだろう。
否、見つかってからずっと流している。
あは。可愛い。
日本の目の周りが赤く染まり、
さっきまでの俺の鮮血かのように、
日本の目から涙が吹き出してくる。
日「ほんとに……ぃ……ほんどに………!」
血塗れの手で俺の肩をぺちぺち叩いてくる。
こんな泣いてくれるだなんて。
あぁ。もっとぐちゃぐちゃにさせたい。
さっきから、申し訳ないとかどうの
感情がシーソーゲームしているが、
なんだかんだ、優越感が勝つ。
……暫く、日本が泣き止むまで掛かった。
日「……あの…………?
聞きたいん…ですけど……」
日本は、口調を改めて言った。
日「そ、その……っ、この傷……
……その…ぁの……。り、リストカット
……じゃないですか。?」
日本は、細い声で言った。
米 「……は?」
日「い。ぃや……そういう訳じゃなくてね…
な、なんて言うの……?ぁ…怪しいな……
だ、だなんて………その、ごめんなさい…」
米「…なに、俺の事、疑ってんの?なぁ。」
俺は、少し高圧的に言ってみた。
さぁ、どうなるかな。
日「その……そのね…?ね。あの……
……今日が酷かったって……いう…か。
その…最近…………!
ずっとこうじゃないですか…ッ!!!
今日が特別凄かっただけで、ぅ……゙
毎週……まいしゅぅ゙゙……!!ぅ…ぅう。 」
日本は泣き崩れた。
確かに、頻度は多かった。
毎週、否、週2位で日本に治して貰っていた
でも、ここまで楯突く程度か?
……俺の事心配してくれてるんかな?
嗚呼、幸せ者だなぁ。
日「もぅ……ッ゙……や゙めてくださいょ…
う……うっ……ぅ……ぁ……ッ……」
部屋に日本の唸り声と、啜る音が響いた。
……なんだか、悪いことしたな。
米「ごめんな……ジャパン……」
「ジャバババーーー。シャーーーー。」
水シャワーの中。
あの傷跡が酷く染みる。
痛い、というより、苦しい。
でもなぁ、何だか、やっぱり癖になる。
つくづく自分がダメ人間な事を実感する。
嗚呼、なんだか。なんだか胸がざわつく。
この痛み。
あー、なんだか リスカ したい。
さっき、怒られたばっかなのに。
無性にリスカがしたい。
これ以上やったら本気で死ぬかもな。
でもな……あ。やりたいな。
……ん〜。
気がつくと、右手にI字の
カミソリを 持っていた。
数千円のイイやつ。
あー。はは、ははは。
ごめん。日本。だめだ。すまん。
「スルッぅ゙゙!!…」
…………は、ははは。
ははははは。ははっ……!!
きもちいいな……はは!
バレないように腿にやった。一応。
は、ははは。意外ときもちいいな。腿も。
血がみるみるうちに滲んでくる。
腿を境目に透明な水が赤く染まる。
さっきのリスカの痛みが消え失せた。
とっても気持ちがいい。
「スっ……ジュクッ!!!゙゙
……シャーーーーーーーーーー」
ぁ……ははははは!!!!
切れちゃう。簡単に!
へへ、へへ。
止めらんないな。
日本に見られたらどうなるかな?
あー楽しみ。
でも、なんで腿にやっちゃったんだろ。
見つかりたいんだか、嫌なのか。
分からない。なんにも分からない。
でも。やっぱり気持ちがいい。
ごめんな。日本。
ごめん。
終
おかえりなさい。
以下は読んでも読まなくてもご自由に。
まず、失踪すみませんでした。
また、いつかは分かりませんが
失踪すると思います。
失踪してた期間はさほど長くは
無いんですが……
語彙力がめっちゃ酷くなりました。タスケテ
なんだか、最近のテラーの状況は
よく分かりませんが、アメリカが鬱っぽい?
お話が流行ってますかね……
けっこー自分もアメリカが病んでるのは
癖なので、いつか書きたいですね。
このお話も、 長編にしたかった
んですけれど、なんだか、
短編でないと今でも変なのに、
もっと変になってしまうんですよね。
鬱っぽい雰囲気出しに、
ちょーっとドストエフスキーの本
を読んだりしているんですけれどね。
ダメですね。
まぁ、そんな事はどうでもいいですが。
とにかく、最後までご覧下さいまして、
ありがとうございました!ではまた。
4103文字
ジーパンバナナ
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1,727
#パラバン
コメント
1件
読了しました。この1話だけでも、二人の関係性の歪みと依存の質がすごく濃密に伝わってきました。アメリカが傷を負うたびに「生きてる」と実感し、日本の怯えと優しさを「掌の上」と感じる——その倒錯した優越感と、同時に込み上げる罪悪感のシーソーが生々しい。特に終盤、水シャワーの中でまた腿を切るループに入る場面は、「止められない」ことそのものがこの物語の核だなと。長編にしなかった潔さも、この密度には合っていたと思います。