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朝日が窓に差し込んできて目が覚める。体が憂鬱ながらも起きて、ふっとニュースをつける。「ベテルギウスの超新星爆発が明後日の18時頃には見えそうです───」
冬の夜空が光るのは楽しみだな。ふとそう思う。重い体を無理矢理に起こして、支度をする。「いってきます」誰もいない家に向かってそう言う。一人暮らしは気楽だなぁー。”朝日”が眩しいながらも、道行くままに歩き、学校へと向かった。「よっ」「よっ蓮。みたか?超新星爆発のニュース」「おう。一緒に見に行こうぜ」「いいよ───」蓮と話しているうちに、学校に着いていた。「今日は積分を勉強するぞー」先生は言う。ベテルギウスの超新星爆発ってどうなるんだろう。そう考えているうちに、宇宙に引き込まれる気がした。考えるのをやめた。なぜか”“悪寒”“がする。まさか、まぁそんなわけないよな。そう思い、授業に集中した───帰り道、「蓮、なぜかベテルギウスの超新星爆発について考えると、悪寒がするんだが、何か知らないか?」「それは───」