翔太 side
彼女は渋々、夜の仕事を辞める事を決めた。
翔太 辞めないなら、僕が毎日予約するから!
そう言う僕に根負けしたからだ。自分の意思じゃない。彼女がそれ程、夜の仕事にこだわる理由がわからない。苦痛に耐えてまでなぜ知らない男に抱かれるのか、、、僕は聞けずにいた。
共あれ辞めると決めてくれたのだ。文字通り僕だけの恋人だ。今日は初デート。
大人《お・と・な》らしく夜景の見えるレストランを予約した。車で迎えにいく。店の前まで来ると、まだお客さんらしき人が店内にいて優しい表情で花を見繕っている彼女がとても美しい。車を降り店内に入ると〝いらっしゃいませ〟と目が眩むような笑顔を向けられた。僕を見るなり〝なんだお前か〟と言うようにいつもの彼女の表情に戻った。僕の心情を読み取ったのか、膨れた頰を見てそう思ったのか彼女はクスッと笑うと
鈴花 子供みたいに膨れないの。 悪いけど上で待っててくれる?
いつだって僕を子供扱いしてくる。無言で2階に上がり洗面台の鏡を見ると確かに子供みたいにムスッと膨れた自分が写っていた。予約の時間まではまだ大分ある。少しはイチャイチャしたくて早くきたのに待ちぼうけを喰らう羽目になった。
中々彼女が2階に上がってこないので気になって下に降りてみると、客ではなさそうな男性と楽しそうに何やら話している
健太 なぁ行こうよ地域活性化にも繋がるし
鈴花 何それ活性化なんて考えた事ないくせに‥笑える^ ^奢りならいいけど
健太 まじ、じゃぁ明日の夜行こうよ。
鈴花 わかった。お店閉めるから早く帰って
暫くすると2階に上がってきた彼女の手首を掴んで後ろから抱きすくめた。
鈴花 何?がっついちゃって着替えてくるから離して
翔太 やだ
イライラ、モヤモヤ、ムラムラ?なんだか感情が交錯している。
翔太 さっきの男誰?(これはモヤモヤ)
鈴花 えっ?あぁ酒屋の健ちゃん‥幼馴染
翔太 明日どこに行くって?(イライラ)
鈴花 向かいにできた居酒屋さんオープンしたから行かないかってッちょっどこ触って////
翔太 んっ一回くらい時間あるねっ♡(ムラムラ)
彼女の首に舌を這わして服の上から胸を触った
鈴花 バカ発情するのやめて遅れちゃう
パチンと手を叩かれた。これで引き下がるような男じゃない‥なんせ子供なんで
翔太 じゃ手伝ってあげるよ着替えるの^ ^
そう言うと彼女のエプロンに手を掛けた。急に頬が赤らんだような気がして益々発情した。
翔太 なんかエプロンってエロい
鈴花 意味わかんない///
Tシャツを脱がせば花柄の可愛い下着が顔を出した
翔太 何?デート用なの?
今度は間違いなく顔を赤らめて恥ずかしそうだ
鈴花 いちいち言わないでよ
翔太 鈴♡もう無理だ。俺のがこんなんなってる
ムラムラ最高潮の僕の下半身は、とてもレストランまで持ちそうになかった
鈴花 バカッ////
鈴ちゃんと付き合ってからの毎日はすごく刺激的で楽しくて幸せ。いろんな不安も掻き消すくらいに幸せで満ち満ちている。
コメント
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年下男子可愛い😍