テラーノベル
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係決めが終わってからクラス内は賑やかになった。緊張が少しづつ解け、友達づくりをしているようだ。
そんな中僕はひやひやしていた。
目立ってしまったからこそこそ言われてるのではないか、変な目で見られるのではないか。そんな考えが頭を行き来していた。
それらはただの被害妄想で終わった。
クラスの男子も普通に話しかけてくれたし気が合う人もいて友達もできた。
いわゆる普通の高校生活の始まりであった。
安堵と共に強烈な羞恥心に襲われた。
僕は思っていた以上に僕を大きく見ていたらしい、。思い返せばただただ無様な姿である。
僕は涼風さんに感謝した。これでもう二度と自分を大きく見すぎることはないだろう。
『涼風へ
出逢ったあの日を覚えていますか。
僕は忘れもしません。あの日あなたは私に声をかけ教えてくれました。人の優しさを。僕の陰気さを。
もう二度とあんな思いはしたくないと思いましたね笑 あなたが教えてくれなければ僕はきっと、今も陰気を巻き散らかしていたでしょう。本当に感謝でいっぱいです。
あぁ。今はちゃんと僕の頭は被害妄想に支配されていないのでご安心を。
思えばこの日も少し、僕の世界が広がったみたいです。』
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