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星の英雄 ゲズとリオン

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星の英雄 ゲズとリオン

2 - 第2話 「目覚めし力」

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2025年05月27日

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『星の英雄 ゲズとリオン』
第2章:目覚めし力


「星の血…? それって、一体どういう意味なんだ?」


瓦礫に囲まれた静寂の中、ゲズの声が震えていた。

隕石がもたらした死と混乱の直後、突然現れた男――リオン。

彼の瞳はまっすぐゲズを見据えている。


「人間の中には、遠い星々の力を受け継いだ者が稀にいる。君はその一人だ。」


そう言うと、リオンはゲズの胸元を指差した。そこには、確かに…発光する紋章が浮かんでいた。

それはまるで星の軌道のように複雑で、美しい。


「君がその力に気づかないまま死ぬ未来を、俺は変えに来た。」


その瞬間、空が再び唸った。

黒い宇宙船が上空を滑り、次々と降りてくる侵略者たち。

彼らは人語を話さず、ただ冷酷に、無差別に地上の命を狩っていく。


「来るぞ、ゲズ。次は君が戦う番だ。」


リオンが剣のような光の刃を掲げた瞬間、ゲズの体が熱を帯び始める。

思考より先に、体が勝手に動く。

――腕を振った。

すると、ゲズの手から青白い稲妻が走り、敵を貫いた。


「な……!?」


「目覚めたな。君の力は“雷の系譜”だ。星の守護者が最後に遺した力……」


ゲズの体は確かに今、変わり始めていた。

恐怖ではなく、使命が胸を貫いている。


「ゲズ。地球はもう元には戻らない。だが、希望は消えていない。

 君と俺が、“あの存在”を倒せば……」


「“あの存在”? 侵略者のリーダーか?」


リオンはうなずいた。そして、重く言葉を置いた。


「ヤツの名は――“レル=ザイオス”。星を喰らう支配者だ。」



地球の運命は、今やただの少年と、かつて星を救った英雄に託された。


この出会いは偶然ではない。

それは運命の螺旋が、再び回り始めた音だった。

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