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🍬ミリアとの出会い
ティアは母親と一緒に作ったクッキーを持って先生の自宅へ行くことにした。
「先生によろしくね」
ティアの母親に見送られて、家を出たティア。
ティアの主治医だった児童精神科の先生は、ティアを笑顔で迎えてくれた。そして先生の妻ミリアを紹介された。
「あなたがティアさんね?夫から話は聞いてるわ、交換日記に楽しいことを書いてくれる子だったって、夫を楽しませてくれてクッキーもありがとう」
ミリアは優しい女性で、ティアは安心した。
「ごめんなさい、わたしは少し体調を崩しているので、これで休ませてもらうけれどゆっくりしていってね」
ミリアはそう言うと自室に戻った。
ティアの主治医だった児童精神科の先生はティアにミリアの事情を話してくれた。
「先生の奥様も精神疾患なのですか、とても優しそうなかたですね、ミリアさん、お大事になさって下さい」
ティアは、ミリアを気遣った。
「ありがとうティア」
ティアの主治医だった児童精神科の先生はティアに、ミリアは過去に勉強のやり過ぎで知性が持ちこたえられず、精神疾患を発症したと伝えた。
ミリアの夫である児童精神科医はミリアの両親を悪く言うことはできなかった。
ミリアは、知性よりも優し過ぎて傷ついてしまっただけなのだから。
精神疾患そのものは誰のせいでもない。
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