コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
─────────
夏藝「…遥斗」
電話の向こうは私と如月の幼馴染
遥斗「大丈夫か?あれから1週間経って…学校も休んでるから心配になったから…」
夏藝「…平気って言ったら嘘になる。如月が居ないから学校に何か行きたくない…」
初めはお母さん達も私をどうにかして学校に行かせようとしていた。
けれど、幼馴染で親友の如月が死んでしまいやり切れないこの気持ちを汲み取ってくれたのか最近は余り口を出すことも無くなった。
遥斗「だよな…テレビ見てるか?」
夏藝「如月と同じ死に方をする学生が増えてるって話?」
遥斗「あぁ、それだ…調べたらもしかしたら如月が死んだ理由が分かるかもしれない」
夏藝「だから…私に電話したの?」
遥斗「このまま、謎の死に方をしたまんまって言うのも如月も夏藝も嫌だろ?」
夏藝「…分かった、でもどうやって?」
遥斗「隣町の研究所って知ってるか?」