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君島奈緒「政ちゃん………私を絶対幸せにしてくれる?」
本田直政「約束する。君を絶対に幸せにしてやる。」
君島奈緒「そっか………私、来年の今頃には結婚式終わってるんだろうね。」
本田直政「ああ……そうだな」
君島奈緒「保育園の時に出会い、中2で再開し、今があるんだね。」
3年後
本田直政「……奈緒」
本田奈緒「どうしたの?あなた」
本田直政「あっという間だったな」
本田奈緒「うん。そうだね」
本田奈緒「あなた、私、子供が出来たみたいなの……」
本田直政「本当か!」
本田奈緒「うん。3ヶ月だって。」
本田直政「良かったな。」
本田奈緒「うん!!」
本田直政「子供の名前か……男だったら……政緖でいいんじゃないか。」
本田奈緒「女の子だったら……星奈とか良くない?」
本田直政「いいね!」
2年後
本田星奈「パパ!」
本田直政「星奈!元気だったか?」
本田星奈「うん!!」
本田直政「良かった……良かった……」
本田直政「うぅぅ………奈緒………」
本田星奈「パパ?」
妻は、1年前に死にました。
80歳のトラックドライバーが妻を轢き殺しました……
君島冴子「娘を幸せにしてね。直政君。」
(君島奈緒「政ちゃんは、強い人だよ……私より何倍も。」)
君島奈緒「政ちゃん……私は幸せだったよ。」
君島十蔵「直政君……娘は幸せに生きてくれたのか?」
本田直政「妻は、幸せに生きてくれたでしょう……」