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翌日私は彼に合わせる顔がなく、店が終わっても柚彦君のお花屋さんやジムへは顔を出さずに、そそくさと家に帰ってきた



彼のために何か美味しいものを作って謝りに行きたかったけど


結局何も手につかずに、私はポポのリードを無気力に引き、あてもなくポポが疲れて歩かなくなるまでブラブラと散歩した



夜になって熱いお風呂に入ったらいくらか気分は落ち着いた


なんとなく玄関から彼の部屋の方を覗いてみた、すると彼の部屋に灯りがついていた



柚彦君だ!

帰ってきている!

でも私のlineメッセージはシーンとしている・・



彼からは今朝からメッセージも何もなかった、いつもならおはようの可愛いスタンプとか沢山送ってくれるのに・・・


無理もない・・・


付き合っている彼女に激しく拒まれた翌日、何を言う事がある?



きっと彼は拒絶されたことにショックを受け、私と距離を置きたいに違いない


ベッドに入ってしばらくお料理サイトなどをスマホで眺めていたけど、これ以上気にしない努力をしても無駄だ、かといって自分から連絡しても何を言えばいいかわからない


どっちにしても今夜も眠れるとは思えない、どっちつかずの気持ちで佇んでいると、不意に玄関のインターホンが鳴った



私は飛び上がったのぞき窓からそっと訪問者を覗いてみる


柚彦君だ!!





復讐ジュリエット~DV元夫に復讐の花束を~

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