晴明「凛太郎くんおはよ!」
神酒「晴明おはよ〜さん、今日も元気やね」
晴明「エヘヘ~元気が取り柄だしね!」
秦中「晴明おはよう」
晴明「伊綱くんおはよう!」
恵比寿「朝から騒がしいね…」
晴明「恵比寿先生もおはようございます!」
恵比寿「…おはよ」
神酒「…これがむっつり言うねん」
恵比寿「煩いよ小鬼」
神酒「身長大して変わらんやろ!?」
恵比寿「心の大きさの話だよ」
神酒「晴明くん!此奴サイテーやわ!」
恵比寿「ちょっと!なんで安倍先生の名前が出てくるのさ!」
晴明「まぁまぁ…」
2人の喧嘩を眺めていると伊綱くんが耳元でこそっと言った。
秦中「ホームルーム始まっちまうぞ」
晴明「あ!ホントだ!」
僕はそのまま弐年参組の教室に走っていった。
晴明「皆おはよ〜!」
生徒「「おはよ〜ございます!」」
晴明「じゃあ先週の宿題を集めるよ〜」
泥田「は!?宿題なんてあったか!?」
晴明「あったでしょ…?俳句の」
泥田「マジか!やってねェェェ!!」
晴明「…泥田くんは補習ね?」
泥田「嘘だろォォォォ」
今日も今日とて騒がしいクラス。
それが晴明にとって居心地がいい。
自分の力を受け入れてくれて、
一緒に居てくれる。
卒業しても一緒がいいなぁと甘い期待を持った程なのに。
晴明「今日も疲れたぁ…」
ましゅまろ「お疲れ様!セーメーくん!」
晴明「もう寝よっか…」
ましゅまろ「そうだね!」
晴明「おはようましゅまろ!」
ましゅまろ「おはようセーメーくん!」
晴明「学校行こっか!」
ましゅまろ「うん!」
ヒソヒソ
ヒソヒソ
ましゅまろ「なんか居心地悪いね…」
晴明「…ましゅまろは先に屋上で他のマンドラゴラと遊んでてくれる?」
ましゅまろ「うん!」
晴明「…おはようございます」
モブ教師「また来たよヒソヒソ」
モブ教師「人間の学校に帰ればいいのにヒソヒソ」
前より酷いなぁ。
なにかしちゃったかなぁ…。
晴明「凛太郎くんおはよ!」
神酒「話かけんでくれへん?」
晴明「え、?」
神酒「安倍先生は授業あるやろ?」
晴明「り、凛太郎くん…?」
秦中「何やってんだ凛太郎」
晴明「伊綱くん!凛太郎がおかしくて…」
秦中「近づかないでくれ晴明」
晴明「え、…?」
秦中「祓われたら嫌だろ」
晴明「な、んで、…?」
秦中「退魔の力なんて危険なもの持ってる奴が近くに居てほしくないんだよ」
晴明「あ、ごめん…ね…」
晴明「僕は参組に行くよ…」
秦中「早くいってくれ」
神酒「もう近づかんといてね」
嫌だなぁ…
皆なら僕を受け入れてくれてるって勘違いしてた。
涙が止まらない。
ましゅまろ、
ましゅまろ。
ましゅまろ、どこ?
あいたい。ましゅまろ。
恵比寿「なに泣いてんのさ」
晴明「え、えびす…せんせ…」
恵比寿「邪魔なんだけど?」
晴明「あ、ごめんなさい…」
恵比寿先生にも嫌われちゃった…。
ましゅまろ「セーメーくん何してるの?」
晴明「ましゅまろ…」
ましゅまろ「え?なんで泣いてるの!?」
晴明「僕ね、皆から受け入れてもらえたと勘違いしてたんだぁ…」
ましゅまろ「…?なにを…いってるの?」
晴明「ぼく、皆から嫌われちゃったぁ…」
ましゅまろ「え?皆がセーメーくんを嫌うなんてことないよ!皆セーメーくんのこと大好きだもん!」
違う…
それは違うんだよ。ましゅまろ…。
ましゅまろ「ねぇ、うそでしょ…?」
晴明「ねぇ、ましゅまろ…」
晴明「僕と一緒に逃げよう」
ましゅまろ「え…?」
晴明「遠くて、誰も来ない場所に…」
自分でも言っていることがわからない。
ましゅまろはここに居たいだろう。
ましゅまろ「…セーメーくんが行くならましゅまろも付いてく!」
晴明「…え?」
ましゅまろ「ましゅまろはセーメーくんを一人にさせないよ!」
晴明「あ…そっかぁ…」
晴明「ましゅまろは頼もしいねぇ…」
あとがき
僕ね、思ったんですよ。
ましゅまろはどんな晴明くんでも離れないとね(^^)
だから、晴明くんと堕ちて欲しくて…
どうして晴明くんを嫌っちゃったんだろ〜ね?
ノリでフォロワー限定にしました☆
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コメント
19件
病み明ー!!ましゅまろかわええなぁ
大好きほんと好きです
マシュマロと安倍先生の逃走劇…ぐふふふてぇてぇですなぁ(((´°‐°`)キモ 1500にしたから続きよろしくね!!(なんか上から目線みたいでごめん)