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高層ビルの最上階。


そこに住むのは…


「ジーニストさん、急にいつもすいません」


ジーニスト「構わん、大丈夫だ」


いやいやいやいや!!!


大丈夫!?!?どこが!?!?!?


NO.3!?!?べべべべすとジーニストさん


生で初めて見た!!


「こちら、NO.3ヒーローのベストジーニストさんです。

で、こちらが〜」


私の肩を持って


「俺の彼女の美姫さんです」


ジーニスト「よろしく。ベストジーニストだ」


そう言って握手をしようと手を差し伸べるジーニストさん。


『あっひゃい!よろしゅくおねがッしましゅ』


と、握手の手を握るも…


手汗が…


それに…


「美姫さん噛みすぎですよw」


分かってるわァァww


 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄



3人でお茶をしてます。


いやどんな絵面!?


No.2ヒーローと、NO.3ヒーローとモブ一般女性。


いやいやいやいや。


「ジーニストさんは俺の保護者みたいな感じです」


ジーニスト「私は保護者になった覚えは無いぞ」


「ええ〜酷いですよぉ」


ジーニスト「世話が焼ける子供のようだ、まるでダメージジーンズのようにな」


じ…ジーニストさんのジーンズに例えるやつ生で聞けたの嬉しい←


ずずず…


出された紅茶を飲んでます。


なんこれ、めちゃくちゃおいしい。


「わ〜ジーニストさん、この紅茶とっても美味しいです!」


ジーニスト「この紅茶は有名な茶葉のブランドで、気に入って取り寄せた、気に入ったなら少し持って帰るか?ホークス」


えっ、いいなぁ


有名なやつなんだ…


あんまりこういうの舌が馬鹿だからわかんないけどこれはめちゃくちゃ美味しいというのが分かる←


ズズズズ…


「君にもおひそわけしようか?」


『ええっ!!いんですか!!!』


嬉しくて思わず立ち上がってしまった。


あっ…


ジーニストさんびっくりしてる。


啓悟くんは


「クククク…ッ」


と肩を揺らしながら笑ってる。


『あっ…すいません…つい…』


ペコペコしながら座ると、


「君は…、ホークスに似て素直で真っ直ぐな女性だな、まるでストレートジーンズのように」


そう言って顔の下半分は見えないジーニストさんだけど、目元が緩み微笑んだように見えた。


 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄


お茶や茶菓子食べ終わり、


「それじゃあそろそろジーニストさんもお忙しいですし、俺らはお暇させて頂きます」



ソファーから立ち上がる啓悟くん。


そして、私もその後立ち上がり


『ありがとうございましたッ…紅茶も…

ありがとうございます』


とペコッと頭を下げる。



ジーニスト「ホークス。」


ジーニストさんが啓悟くんを呼び止める。


その顔は真剣で。


「なんですか?」


啓悟くんも真顔だ。


ジーニスト「あの事は、言ったのか?」


あの事…?


私が首を傾げていると。


ジーニスト「…なるほど、わかった」


と。ジーニストさんは言った。


何がわかったんだろう…?


あの事って…


ジーニストさんの家を後にし、


2人歩く。


道行く人が私たちを見る。


噂、されてるなぁ


盗撮もされてるだろうなぁ、


色々考えながら、手を繋ぎ無言で歩く。


さっきから啓悟くんは険しい顔。


どうしたんだろう…?


色々考えてると


啓悟くんに肩をトントンとされ


「美姫さん、もし、俺になにかあれば

ジーニストさんを頼ってくださいね」





そう言った顔はどこか____

あなたのおかげで。

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