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好きになれると思いますか?
私は好きじゃない。
彼が私を好きだとしても。
例え、
この世で2人っきりになろうと。
それは、中二の頃、
今と同じ。夏の日でした。
皆好きな「人」を作る。
私は訳が分からなかった。
まず、作れる訳ないのだけれど。
昔から運動音痴だった。
唯一、勉強だけが優れていた私。
誰だって
そんな私を嫌う。
私だって。 嫌いな人1人ぐらいは居る。
「角名倫太郎」
彼は、 大っ嫌いだ。世界で1番嫌い。
そんな彼がまさか、「初恋」になるとは、
予想もつかなかった。
友達「翔子ー! 」
彼女は、私の幼なじみ。唯一の大事な人。
「何、?」翔子
友達「きついよ、悲しい。」
三限目
先生「あー、島田。ここ答えろ。」
「呼ばれてるよ。」
?! 「え、?」翔子
顔を上げると、そこには「角名倫太郎」が居た。
「あ、ありがと。」翔子
倫太郎「代わりに俺が答えてあげる。」
そんなの、要らないんだけど。
そう思ったけれど、口には出さなかった。
放課後まで来た。
今日は愛菜(友達)といつもの道。いつもの時間に帰る。
別に特別でもない。いつもの事だ。
愛菜は角名倫太郎が好き。
でも、今日は少し違う。どうせ、好きな人でも聞いたのだろう。
愛菜「あのさ、」
「うん。」翔子
私から感じたのは、嫌な予感だ。
もちろん予感は的中した。
愛菜「別に良いんだけどさ、倫太郎君の事。好き?」
はぁ??
「なわけないじゃん笑、」翔子
愛菜「だ、だよね。」
ほんの少し空いた時間。
その中には、愛菜が気まずそうな顔をした。
自意識過剰かも知れないけど、
角名倫太郎ってもしかして
私の事好き?
愛菜「あ、あー、なんか気まずいね、笑」
「ごめん、私のせいかも」翔子
愛菜「え?、翔子悪くないよ!悪いのは私!」
気まずい空気が流れ続けた。
愛菜「じゃあ、また明日!」
「うん!」翔子