🐨「ホソガッ」
やめてよッ
ナムジュナの声で
僕の名前を呼ばないでッ
戻りたくなっちゃうからッ…
🦄「ナムジュナにはッ僕なんか必要ないよッ」
そんな事を口にしていた
事実だ
僕が居なくてもナムジュナはやって行ける
でも…
その言葉を否定してほしい…
身勝手な思いだな…
🐨「ホソガの方がバカだろッ!!」
🦄「えっ…」
バ、バカ?
僕の方が?
🐨「勝手に終わらせて、勝手に逃げてッ」
ッ…
ナムジュナ…
🐨「俺の話を聞けよ!!」
聞きたいけど
聞くのが怖いんだ…
🐨「俺はッ…他の物は、何を奪われたって良い…でもなッ…
ホソガだけはッ俺から離れて行かないでくれッ」
ッ…
僕だって…
🦄「ナムジュナと離れたくないよッ!」
声が震えてるッ
🦄「でもッ…こうしないとッ」
涙は止まる事を知らずに
流れてくる
🦄「ナムジュナがッ…苦しまないといけなくなっちゃうからッ…もう、ナムジュナが縛り付けられ続けてほしくないんだよッ」
🐨「はッ?どういう事だよッ」
もうどうにでもなれッ
🦄「ナムジュナのお父さんにッ…」
言葉が詰まって出てこない
🐨「ッ、父か…ホソガ…ごめんな」
そう言って
優しく抱きしめてくれるナムジュナ
何でナムジュナが謝るのッ?
ナムジュナは悪くないのにッ
🐨「本当の気持ちを教えてくれ…」
そんなのッ
🦄「僕ッナムジュナが好きだよッ…大好きだよッ当たり前じゃんッ!
でもッ、それ以上に、ナムジュナが苦しむのはもう嫌だよッ!!」
呼吸が苦しい
泣きながら
大声を出したからだろうか
🐨「ホソガ?」
そう言って
優しい瞳で
僕を見るナムジュナ
🐨「俺は、ホソガが何より大切だ
俺はホソガが居なくなる方が辛いし苦しい…
父の事は何とかする…だから、俺の所に帰って来てくれないか?」
ナムジュナッ
僕は返事をする代わりに
ナムジュナにキスをした
ナムジュナは少し驚いたようだったけど
にっこりと笑って
僕を力一杯抱きしめてくれた
僕もギューッと抱きしめた
今日は
ナムジュナと一緒に
手を繋いで
“僕ら”の家に帰った
コメント
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やったやった!!!!復縁きたあああ!!!!次は両親と絶縁だな……… ナムさんチップ埋め込まないでくれ、、!!次回も楽しみに待ってます〜!