バレンタインの日超えちゃったけど、むろきし書きます!!
⚠︎地雷の人回れ右、R15⚠︎
それでも良い方はどうぞ!
俺の恋人が_____
「はい!馬渕の兄貴、バレンタインチョコです!」
「あー、今日はバレンタインやったな、おおきに岸本。」
「いえいえー!」
「…..、」
チョコをくれる気配があらへん!
俺の名前は室屋柊斗、天王寺組戸狩派No.3や。今日、2月14日は何の日やって?そう”バレンタインデー”や。俺は恋人が居るんやけどー、….お、噂をすれば来たわ。
「室屋の兄貴ー!」
「ん、?何やアホの岸本。」
そう、俺の恋人は”岸本”や。岸本が俺に猛アタックしたところから始まった、俺はあんまりそう言うのには興味無かったんやけど岸本があまりにもグイグイ来るもんやから結局OKを出してもうた。せやけど後悔はあらへん、むしろOKして幸せやった。
「大好きです!」
「、?!お、おうそうか、…」
不意に『大好きです!』なんて言われるから、俺の顔がほんのり赤くなったような感覚がした。岸本は俺の顔を見てクスッと笑って「ほなさいならー!」なんて軽々しく言って何処かへ行ってもうた、全くほんまに可愛いらしい奴やわ。
「そう言えば、アイツチョコくれるんやろか。」
俺は僅かながらの期待で岸本のところに行ってみた。こっそり壁から覗いて見たら岸本が渋谷の兄貴、馬渕の兄貴、戸狩の兄貴、…次々へと皆んなにチョコレートを渡して行ってる姿が見えた。俺はその光景を見て少し不満に思ってしもうた。恋人の俺以外には渡して恋人の俺にだけ渡してくれへん、俺は口を少し膨らませ仕事をしにデスクへ座りに行った。
カタカタ
「….」
「あ、室屋の兄貴ー!って何でそんなに不満そうな顔しとるんでっか?」
「やって、お前が俺にだけチョコレートくれへんから、…」
俺はボソボソと不満な顔で岸本に言ってみた、初めは岸本は不思議そうな顔をしとったけど理解した瞬間に岸本は少し口角を上げて俺に耳元でこう囁いた。
「室屋の兄貴にあげるチョコレートは”俺”です。」
「??!!ゲホッ!ゲホッ!」
そんな事唐突に言われるもんやから俺は思わず咳き込んでしもうた。恋人があんなこと言うなんて反則的過ぎるやろ、俺は深呼吸して呼吸を落ち着かせ岸本の瞳を真剣に見た。
「….」
「何ですかー?まさか冗談やと思っとるんでっか?」
「そりゃ、…そんな事言われたからな、…」
「冗談やないですよー!俺は本気です!」
岸本は少しドヤ顔をしながら俺にそう言った、俺はそんな少し生意気やけど可愛い恋人が更に可愛いく見えてしもうた。俺の下の息子がどうやら岸本の事を愛でたくなって来たらしい。
「お前がそんな反則的な事言うから俺の息子が反応しとるんやけどー、…責任取ってくれるやんな?」
「え?えっとぉ、…」
「俺のチョコレートなんやろ?せやから味見ぐらいさせてや。」
「う”っ、…わ、分かりましたよ、ちょっとだけですからね!ちょっとだけ!!!!」
岸本は顔を真っ赤にさせながら俺にそう言った、俺は生まれて一回もバレンタインチョコなんて貰ったことはあらへん。せやけど初めてのバレンタインチョコが岸本なのが凄い幸せやった。
「ほんなら、いただきます。」
「優しく食べて下さいよ?」
俺はそのまま岸本と体を重ねた_______
あとがき
小説の書き方変えてみたんですけど、ちょっとは小説っぽくなりましたかね?私正直な事言うと小説書くのが苦手で、…だからアドバイスとかあれば言って欲しいです!これからも皆様が楽しめるような小説を頑張って書きたいと思います!
コメント
1件
( ´ཫ` )グハッ バレンタインに最高じゃないですか!岸ちゃんがチョコて、室屋大喜びですね(◜ᢦ◝)