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💙side
昨夜
ベランダ
🖤 )「翔太くん!!居る??」
💙 )「居るよー」
🖤 )「あのねあのね!この前作ってくれたレポートの歌レコーディング終わったよ!!」
💙 )「お!まじ!?聞きたい聞きたい!」
🖤 )「ダメ!明日!!」
💙 )「え、なんで?」
🖤 )「話したいことがあるから、」
💙 )「……わかった、」
🖤 )「はい。これ合鍵。」(投
💙 )「うおっ、!危なっ、!!って合鍵!?」
🖤 )「そっ!翔太くん時間決めても寝坊して来なさそうだから、来れる時にきて!何時でも待ってる!!」
💙 )「了解ー。 」
結構、深刻そうな顔してたから緊張してきたのに……
💙 )「寝てんのかよ……」
俺が部屋に入ると、蓮は机に顔を伏せて寝ていた。
💙 )「せっかく来たのに…」
いや、待っててもしゃーないし起こすか。
💙 )「目黒!!」
反応なし。もう1回!
💙 )「目黒!!目黒!!!」
🖤 )「……ん……っ、?」(起
あ、起きた。
蓮は、ムクリと顔をあげて眠そうに目を細めてキョロキョロ周りを見渡して俺を見つめた。
…可愛い、、
は、?いや、違う違う!!!
可愛いとか、そんなんじゃなくてっ、!!
🖤 )「しょっぴー……、」
え、起きて第一声それ?
つーか、何回言ったら信じてもらえんの?
💙 )「あ?だから違うっ…………」
🖤 )(抱
💙 )「っ、、!」
え……?
今俺、蓮を抱きしめて………?
🖤 )「助けてっ……俺、むいてないのかな…………っ、」(泣
……なんだよそれ。
💙 )「……」
蓮が向いてないなんてそんなはずない。
💙 )「蓮は、頑張ってる。」
💙 )「大丈夫。自信持て。」(撫
俺はめぐろの歌声がたまらなく好きで、俺はめぐろみたいなやつになりたいって思ってる。
なのに、なんでお前は向いてないなんて言うんだよ。
だったら俺は、どうなるんだよ。
向いてないのは……
俺の方なのに。
🖤 )「っしょっぴー…………っ、俺、貴方に憧れてっ………………あなたみたいに、んっ、……歌いたくでっ、……ひくっ、 」(泣
っ、!
“ 憧れ。 “
そんなこと今の今まで言われたことあっただろうか。
💙 )「俺に、、憧れ、」
🖤 )「……ありがとうっ、、俺に会いに来てくれて……、、 」
そのまま蓮は眠ってしまった。
蓮、疲れてるんだろうな。
それに変な夢でも見たんだろう。
てか、俺はいつまでこいつに嘘をつき続けるんだろう。
もうそろそろ言ってもいいのだろうか。
『なんで言ってくれなかったの!?』
『ふざけんな……』(泣
……いや、黙っておこう。
ずっと。
ずっと。
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