コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
12月20日午後1時・・・
戸部「飛行機とか久しぶりに乗ったなぁ。」
上野「その長旅も、もうそろそろ終わるけどね。」
東北地方上空を飛ぶ飛行機の中で、2人の会話は続く。
戸部「しかし、高いなぁ飛行機代は。」
上野「久しぶりすぎて、感覚がおかしくなってるしね。」
戸部「でも、小説思いつきそうだな・・・煙草吸ってくる。」
上野「お、じゃあ僕も喫煙所に行くよ。」
2人が喫煙所に入り浸って35分後・・・
飛行機が新千歳空港に到着した。
戸部「すぅぅぅぅ・・・美味え!北海道の空気!」
上野「何年ぶりだろう、北海道なんて・・・」
空港を出て、街に向かう。
戸部「時間あるし、街回るか!」
上野「まずはご飯が食べたいな。」
そうして、時刻は午後3時50分・・・
ホテル「SAIKOU」の一階ロビーに着く。
上野「あまり人はいないね。」
戸部「ていうか、招待状に書かれてた人以外集まってないんじゃねぇの?」
上野「1、2、3、・・・・7人、後3人か。」
その時、一階ロビーに3人の家族が入ってきた。
戸部「お、揃ったのか?」
上野「あの家族が招待状受け取り者ならね。」
その瞬間、吹き抜けになっている2階のドアから、1人の男が出てきた。
古道「皆様、ご集まり頂きありがとうございます。」
「招待状の書き主、古道光太郎です。」
上野(あの人、見た目的に執事さんか・・・?)
きっちりと締められたネクタイ、着こなしたスーツ。
なのに新品に見える。
古道「今回この人達に集まってもらった理由に関して、お話しいたします。」
「皆様の、ご職業は何でしょうか?では、そこの方から、右へどんどんと。」
戸部「え、俺!?ええと、戸部夏実です。27歳です。小説家です。」
上野「上野康介です。27歳です。探偵をしております。」
村岡「村岡達也です。31歳。俺も探偵してます。」
八田「八田与一っす。24っす。漫画家っす。」
遥香「ええと、栗河原遥香です。39歳で、専業主婦です。」
総一「同じく、栗河原総一です。42歳、小説を書いてます。」
朋花「板野朋花です。35歳で、小学校の教師をしております。」
晴翔「板野晴翔です。36歳です。漫画編集部で働いてます。」
宗介「板野宗介です。中2です。」
林田「林田守です。41歳。探偵です。」
古道「みなさん、何故呼ばれたか分かりますか?」
八田「んなもん言われても、わかんねえよ。」
古道「正解は、主人がもともと働いていた職業、です。」
全員「!?」