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『 りんりんりん、 鐘が鳴ったら、 まぁた逢える
りんりんりん、 鐘が鳴ったら、 シンユウよ』
「お母さんお母さん、なあに、そのお歌!」
「お母さんお母さん、私も気になる
よ!」
「あらあら、なら風夏と千夏に教えてあげるわね。このお歌はお母さんのオマジナイなの。」
「「オマジナイ?」」
『「えぇ。お母さんの"オマジナイ"」』
あれは何年前のことだろう
小さい頃の記憶はこれ以外無くなっちゃった
だってお母さん死んじゃうんだもん
私達の目の前で。
お父さんはいない
知らない
記憶が無いから
私達、瑠雨に会えてなかったら
_どうなっていたんだろう?
『「またね、瑠雨。」』