短編物語集

１

ある日突然起きた事だった。

＠らんらんのせかい

ばいばい。

一言残されそれ以降何も投稿されず、連絡もつかず、

消えた。

🍍「どういうことだよっ、」

☔「らんくん、出ないわ。」

🍵「本当に別れってこと？」

📢「あれだろ？…どうせ…またドッキリか…なんかで、」

いるまも焦ってる、

冗談を言いたい訳ではない、

言い聞かせてるんだ。

👑「らんらんの位置さえ分かれば…、」

📢「位置…、ぁ。」

🍍「どうかした？」

📢「すち、この間らんにgps入れたって言ってなかった？」

🍵「うん、」

📢「あれは？」

🍵「見てるんだけどね～、10時間前から家から離れてないし、」

🍵「でもそこで切れてるんだよね、」

📢「マジか。」

🍍（なんで仕掛けてんだよ、）

☔「それ言うなら、いるまくんこの間盗聴器仕掛けたって言ったよね？」

📢「言った、それも何も入ってねぇんだよ、」

☔「えぇ、」

🍍（だからなんで仕掛け…、）

🍍「俺らんのスマホに昔仕掛けたわ、」

👑「なんでなの…、」

🍍「確認してみるわ。」

📢「おん、」

🍍「動いてるわ、」

☔「ぇ！」

🍍「でもめっちゃ遠いで？」

🍵「いい。行くよ。」

👑「うぇ～💦」

🍍「らんどこ向かってんだよ、」

☔「こんな山奥行きたくなぁい、」

🍍「じゃあ帰れば、」

☔「やだ。」

📢「…黙ってどっか行くとかあいつマジであり得ね、」

🍵「見つけたらとりあえず事情聴取ね、」

👑「怖いね、」

☔「みんな怖いよね～、らんくん好きすぎじゃない？」

🍵・🍍・📢「違うっ！！」

☔「あれｗｗ」

👑「すちくんまで…、」

📢「この先崖だぜ？」

🍍「あれ、曲がってる、」

🍵「行こ。

🍍「なんでだ」

☔「ん？」

🍍「さっきまでずっと動いてたのに急に止まった、」

☔「行ってみよう、」

🍍「ぇ、」

📢「は、」