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注意事項
このお話は作者の解釈や偏見で出来ています。
主人公の名前やその他主要人物の名前等は書かれておりません。
読みづらくなっておりますが御了承ください。
また、この話は本来死亡されている方が全員生存されています。
作中に出て来る抗争というのはいはずもがな王様が亡くなってしまうものです。
誤字脱字等があるかと思いますがそこは見逃してください。
それでは、ルールをしっかり守ってお読み下さい。
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あの日。
俺が何もかもに絶望し、己の生を終わらせようとした日。
俺の前に天使が舞い降りた。
俺は訳も分からず息を呑んだ。
そして、その天使が俺に生きる意味を与えてくれた。
あの日から天使は俺が仕える“““王”””になった。
それから数年。
王は壊れてしまった。
元々脆く弱い部分があったのは知っていた。
だが、その部分を粉々にしたのは他でも無い““兄””の存在だった。
俺は王の兄が憎い。
いつからだろうか、王を邪な目で見る様になったのは。
本来なら許されざる事だと分かってはいる。
だが、それ以上に王は他人を惹き付けてしまう。
本当は王の事を連れて行く王の兄と言う存在が嫌いだった。
王が兄の話をする度に嫉妬で狂いそうだった。
いっその事王を鳥籠の中の美しい鳥のように閉じ込めてしまえたらどれほど良かったか。
毎日の様に頭の中が王の事でいっぱいになる。
だからあの抗争の日、王を廃人にした。
今では俺がいないと生きていけなくなった。
そして、俺は晴れて念願の王の恋人に成れた。
王は寂しがり屋だからな。
年少で王に伸されて付いてきた幹部達は王に会う事を許可している。
王の兄や弟妹を名乗る者は未だに諦め切れずに言い寄ってくるが。
本来なら王の事を口に出した罪で殺す所を温情で見逃してやってるんだ。
感謝こそすれ罵られる言われはないぞ。
まぁ、今日も又王の為に俺達の国にあだ名す者を消していこう。