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本棚にもたれ掛かり


こちらを睨むのは____


『賢二郎!?』


私は慌てて五色くんの頭から手を離す。


「白布さん!?」


賢二郎の顔は鬼のようで……



シラブ「五色……てめぇ……」


ゴシキ「ふぁぁ!!!ごめんなしゃい白布さん!これにはえっと……」


『五色くんは私が読みたかった本を取ってくれただけだよ』


私は、ね?五色くん、と必死に弁解する。


ゴシキ「はっはい…そうです……」


シラブ「ふーん、で?

なんで五色の頭を撫でる必要があんだよ?」


『それは…ッ』


五色くんが犬みたいで可愛いからだなんて言えないよ!!!←


シラブ「……」


『……』


無言の圧力が怖いよぉ……


ゴシキ「ぼっ僕はこの辺でッ……失礼しました!」


五色くんが逃げようとすると


シラブ「おい、五色」


ゴシキ「はひぃ!!!」


ビクッと五色くんが跳ねる。


シラブ「覚えとけよ」



こっわ〜〜〜〜〜〜〜……


白鳥沢学園恋愛日誌

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