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カキカキカキカキ……
シャーペンの音だけが図書室に響く。
あれから、賢二郎と机に戻って
課題再開だ。
賢二郎は全く喋らない。
かんっぜんに怒ってる。
めちゃくちゃ怒ってる。
なんて言おう…?
ものすごく気まづい……。
時間だけが経つ。
ガラガラガラ
続々と人が帰っていき、夕日も落ち始め外はオレンジ色の景色になる。
ついには私と賢二郎の2人きりになった。
カーテン越しに夕日が差し込む。
眩しくてカーテンを閉めようと立ち上がる。
すると
シラブ「どこ行くんだよ」
と賢二郎が。
『眩しいからカーテン閉めるだけだよ』
そう言うと
「ん」
だけ、言い机の方を向く賢二郎。
うう……めっちゃ声低い……怒ってる…
立ち上がって机の横の窓のカーテンを閉めようとする。
窓の外を見ると校庭では、サッカー部が部活をしていて____
その横では陸上部?かが走っていて
白鳥沢学園って、、
勉強もすごく熱心だけど部活も頑張ってるんだなぁ____
バレー部のみんなも____
みんな頑張ってる____
私は一体なんのためにここに入学してきたんだろうか____
私は賢二郎を好きな事以外何があるんだろうか?____
物思いにふけるも
我に返り
いけない、賢二郎の隣に戻らなくちゃと
カーテンを閉め、
賢二郎のいる机の方を向いた____
と
ジーーーーーーーーー
『ん?』
賢二郎がめっちゃ私を見てる。
えっ、?なになに?///
『どうしたの……賢二郎?』