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「シェアハウスで起きること」
全員cp無し
これ、誰の靴下ですか?
頭にクッキーをつけた可愛らしい人が、可愛らしくない表情で怒りを伝えさせてくる。
もう何日も前からずーっと溜まっていってるんですけど!?
のあは驚きと怒りを一斉に部屋に撒き散らした。
それ俺のです、!ごめんなさい、
最年少のゆあんがスライディング土下座で謝る。
まぁ、ゆあんくんはこれだけなのでいいとしましょう。
はい、これ。黒色の靴下、もう1週間前から4足も溜まってるんですけど、誰のかなあああ!?
抑えきれない怒りを語尾に表し、辺りを見渡す。
あ、あの、それ俺のかも〜なんちゃって、はは、
何とかはぐらかそうと、チャラそうな歌の上手い人が無理に笑いながら言った。
うーーーりーーーさーーーんーーー!!!!!
周りの人は大声で笑いながら、
ごめんなさーーーーーい!!!!!!!!
と、逃げ回るうりを見ている
とある水玉パンツを履いたカエルさんは酒のつまみに、
メガネの真面目そうな人は腹を抱えて笑って、
多分1回経験したんであろう恐竜さんは何かを悟った顔で正座をして、
可愛い狐さんはお腹が痛いと大声で笑って、
厨二病の黄色い人はグッドラッグ、とつぶやき、
羊の王子様は飲んでいたお茶を吹き出し、
お花好きのお兄さんは机を叩きながら大笑いし、
ちょこれえとが好きな人は部屋から持ってきたバットをのあに渡し、
水色の萌え袖をしている人は焦ったように止めに入っていた。
明日も、また同じことが怒るのであった。