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大丈夫、今日も元気にやれるから。
笑顔なんて口角あげれば簡単だろ?
いつも通り接せば良いんだよ。
言葉の後にビックリマーク付けてさ…
ガララッ !! …
h「 おはよ~ ! 詩~ !! 」
u「 朝から元気だな。 」
h「 …おう !! 」
良かった。ちゃんとやれてる。
いつも通りの俺。
ああ、授業に集中できないなぁ。
…こんなんじゃ、テストでいい点取れない。
部長だから、頑張らなきゃ。
完璧なのが部長だよな。
「 …kt… ! 」
「 a…t… 」
h「 え、あ…ど、どうした? 」
いつもより大きな声な詩の声にビックリして、体が跳ねる。
何だろう。そんなに大事なことなのか?
u「 どうした?じゃねぇよ…。ボーッとしすぎ。 」
h「 ご、ゴメンな。あ、今何時 ? 」
u「 もう四時頃。部活の時間だぞ。 」
h「 そ、そうか。…す、スーパーたまアリダッシュぅ〜 !! 」
u「 … 」
あー何か疲れたな。
授業も何にも頭に入らないし…
今日は。今日だけは部活休みたい……、
ガラガラガラ…
h「 よぉ〜 ! お前らぁ〜 !!! 」
u「 想ちゃぁん、これ飲んでよ。笑 」
s「 うぇ、なんか変な色してるっすよ !? 」
k「 大丈夫や、死にはせーへんで ! 」
s「 それが一番怖いっす !!! 」
…楽しそう。俺はその輪っかには入れないや。
メンバーにだけでも、元気を与えないとな。
憂鬱なのは部長だけで良いからな。
苦しいのは部長だけで良いから。
泣くのは部長だけで良いから。
愚痴を放たれるのは部長だけで良いから。…
全部全部、俺が片付けるから…
全部全部責任取るから…
お願いだから笑ってて。
「 もっと頑張らなきゃ… 」
そうボソッと呟き、耳鳴りに耐えながらも、目の前の編集や企画書に取り組んだ。