橙side
コンコン、「は〜い」「あっ、橙くん!おはよう〜」「あ、紫くん?おはよう〜」「ごはんできてるから、速く下に降りておいで!」「は〜い、ありがと〜、」俺は、最近眠れてない。夢をみてしまあからだ。しかも、すごく嫌な夢。
〜俺の昔の話。俺の父親おかしい人だった。なにか気に食わないことがあると、母を殴った。俺は何もされてなかった。多分、母が止めていてくれていたのだろう。でも俺は、母が傷つけられる姿がとても嫌だった。だから、俺は、「っ…!もうやめてやっ!やるなら俺にしてや!」その瞬間、父親の目つきが変わった気がした。ドコッ、バキッ。「ああ”っ、ぐぅっ”」骨が粉々になっていく感じがした。母にしていたときとはまた違う。ああ、しっかりと加減をしていたんだ。殺さない程度に、でも、俺に対しては違ったんだ。殺したいぐらい邪魔だったんだ。俺は気を失った。気づいたら外にいた。ああ、捨てられたんか…立ち上がろうとして足を踏ん張っていても、多分折れたかなんかなんだろう。立てない。立とうとしても激痛が走る。「い”っ、」もがいていると、足音が聞こえてきた。誰なのか、父親なのか、分からない。でも、捨てたから俺を戻すのはおかしいだろう。じゃあ、別の人か。もうどうにでもなれ。「っ…、君大丈夫?」俺に声をかけてきたのは俺よりもちょっと身長が低い人。ニコッ。っと俺は表情する。どうやら喉も枯れたらしい。「…無理に笑わなくていいんだよ。」優しい声だった。ポロポロ。なんで、そんなに優しいんだろう…。「ねぇ、よかったらさ、俺のところに来ない?」コクッ。この人ならいいと思った。立てないことを頑張って伝えようとしたけど、誰かと電話しているようで伝えれなかった。そしたら、もう一人の男の人がきて、俺を抱えた。最初はまた暴力を振られるんじゃないかって怖かった。でも、「安心しろ、俺はそんなことしない。」って言ってくれた。紫さんと言う人の顔も見たけどニコニコしてたから、たぶん信頼できる人だと思って体を預けた。そうすると、「おわっ!紫くん、こいつ軽すぎる!なんか、後で食わせよ!」って言ってた。いつの間にか、家に着いていたようで温かいご飯などを用意してもらえた。これが、紫くんと桃と青との出会い。今、こうして俺があるのは皆が支えてくれたから。だから、恩返しをするために今日も役に立つように。頑張ろか。
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